羽田の決意から6年
2019-03-18
モノレールからみる朝陽大きな希望を胸に飛び立つ
あれから丸6年、何を成したのか・・・
浜松町から羽田空港までモノレールに乗ると、その景色からあれこれと考えることがある。なぜこの都市はこれほど過密になってしまったか?海上に人工的に土地を作ってまで、しかも高層ビルを建設しそこに住みたいという人々を募っているのか?宮崎に住んでいる感覚からすると、隔世の感を覚えつつ、文明の利器たる飛行機を利用するために移動している自分がいる。東京湾の海と宮崎の海では、同じ「海」という語彙では表現できないほどの違いがあるようにも思う。東京一極集中という現実はかなり以前から問題視されながら何ら改善されることなく、「五輪」へ向けてさらなる「脂肪」をつけようとしている。
ちょうど6年前の3月25日であった。モノレールから東海上に昇る朝陽を見て、高揚する心を踊らせて宮崎へと飛び立った。6年間の月日で、僕は何を成し遂げて来たのだろうか?居住場所を移すという人生の大きな節目を、今あらためて振り返るような感慨を覚える。短歌との出会い直し、若山牧水との奥深い邂逅、短歌創作への道、そして大学での教育や運営、もちろん地域の多くの方々と友人になった。その一コマ一コマが、すべて大切な時間である。そう考えて個々に向き合って来たことを纏まった成果とすべき時が来ていることも痛感する。6年前の自分が今を見たら、どう思うのだろう?熱き志は、さらなる厚みを得たものと自負し成果を形にすべき時でもある。
東京に行って感じること
宮崎だからこそできること
今を大切にまた今日も朝陽を見上げていたい。
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