温泉マナーあれこれ
2019-03-13
浴場入口の扉は閉める浴槽には身体を洗ってからタオル類は中に入れない
上がる際は脱衣所を濡らさぬようによく身体を拭いてから
日常的に温泉に行く機会が多いが、入浴マナーが気になってしまうことがある。公共温泉であれば多くの客が地元の方なので、ほとんど気になることはない。宮崎の方々は特に人に優しく親和的である。その公共が休館の日には宿泊施設に併設された温泉に行くのだが、そこで観光客と思しき方々のマナーには「?」がつくことが多い。冒頭に記した「基本マナー」さえもほとんど守らない輩が、しかも大量に入っていたりすると全く辟易してしまう。扉は温泉場に限らず「開けたら閉める」が原則だろうが、それさえもできない輩がいて情けない気持ちになる。
昨今は外国人観光客も目立つが、何も外国人だからマナーが悪いと偏見視してはなるまい。むしろ、日本人でも基本マナーをまったく学んでない輩がいる事実を直視すべきだろう。「温泉」は一つの「文化」であるように思う。まさに「裸の付き合い」として、親和的な空間として利用する。基本マナーはもちろんであるが、見ず知らずの人でもその場限りでも親しく会話する、そんな人間同士の親和性を重んじたい。とりわけ集団でやって来て、その集団内の言動を周囲を顧みずに顕にしているのは困る。此処はどのような人がどのような気持ちで寛いでいる場所か?そんな意識がせめて欲しいものである。
温泉は社会の縮図かもしれない
人が人としてどのような言動をとるか
「文化」が失われることに危機感を覚える事さえある。
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