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昼食は楽しめるか?

2019-03-08
研究室という個
学食という学生も教職員もの混沌
どこかで手を挙げて呼ぶ声がする

食事のあり方を定めるのは、健康維持や生活時間の上でも大切なことのように思う。朝食に関しては、ほぼ一定した物を吟味して食べる習慣がある。人参・林檎に黒酢を入れたスムージー、目玉焼と納豆ご飯、これに状況に応じて味噌汁で野菜類が多く加わる。夕食は何軒かの常連となったお店で、その日のバランスを考えて必要な栄養素を補給する。一番定まっていないのが昼食、最近はひとたび大学へ行くとなかなか外出も難しい状況ゆえ、自ずと大学内で済ますことが多い。大学生協の学食で惣菜小鉢と少なめのご飯類、あるいはパンを2個ぐらいと簡易に済ませ、午後の眠気を誘わないよう配慮している。

中高教員時代は職員室でまとめて店屋もんを注文し、「今日はなににする、かににする?」と2限目終了後の休み時間が喧しかった。職員室の片隅にそれらの料理が並ぶと、注文もしないのに見て回る品のない輩もいたと記憶する。2校目の勤務校では会議室が昼は職員食堂になり、毎日日替わり定食が安価で提供されていた。自ずと昼休みは、一定の場所で仲のよい教員同士で食べることになるが、状況に応じては仲がよいとは言えないものと膳を並べる”ハプニング”も少なくなかった。現在は同僚と昼食をともにする機会は少ないのだが、昨日は会議後で時間が一定したこともあり、席を選んでいると向こうから二人の同僚が笑顔で手を挙げて僕を呼んでくれた。珍しく昼食をともにすると、やはり普段はできない情報交換ができる。もしや昼食の機会というのは、組織にとって貴重な機会なのかもしれないなどと考えた。

研究室で独りで食する哀しさ
「話しながら食べる」文化が希薄なのだろうか?
いずれの食事もやはり楽しみたいものである。



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