ゼミの学びは一生の宝
2019-03-06
あの頃、先生や先輩後輩と熱くこだわって議論した日々
そして今、多くの学生が語り合える環境を
ゼミの学びは一生の宝、だとあらためて痛感している。卒業後、かなりの年数が経過したが今でも先輩後輩との付き合いは熱い、いや熱くありたい。人生の各地点で、その付き合いから示唆を受け前に進むための原動力となっている。それだけに自分が担当するゼミでも学生たちには、そのような学びと思いを持って卒業して欲しいと願う。単に卒論を議論する場であるばかりでなく、若き日の自分自身を照らし出す燈の役目を果たすことを忘れないでもらいたい。語り合って互いに自分の弱点を発見する、踏み込んだ議論あってこそゼミではないかと思う。
ゼミでの議論の方法も、昔日よりもだいぶ変わった。一人の学生が発表し質疑応答を繰り返し、最後に先生がコメントするのが僕らの時代の方法であった。それでも各自の持論が展開されたり、対立する議論になることも少なくなかった。最近ではゼミ内を3つの小グループに分け、30分ずつ3回、発表者がその小グループを巡り歩く方式で実施することが多い。3〜4人程度であると誰しもが発言をしやすい。発表者も複数回の発表をすることで、発表の仕方のみならず次第に考え方も練られていく。参加者全員が黙っていては終わらないゼミの方式が、有効ではないかと思う。
そしてまた様々な課外活動も
このゼミを卒業していく学生たち
教師になってもまた帰ってくる和やかな場でありたい。
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