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目玉焼きの腕と短歌

2019-02-26
毎朝必ず焼くことで
次第にホテルの朝食並みの目玉焼きが
日々重ねることの重要さ

朝食を栄養に配慮して摂るようになって、目玉焼きが必須メニューになった。小型のフライパンに贅沢に少量のオリーブオイル、そこに卵を一つ割り落とす。卵白部分の形を整えて中火にし、ぬるま湯を少量入れて蓋をかける。しばらくは蒸し焼きにすると卵黄部分が幕に覆われて固まる。水気を抜くべく短時間やや強火にして出来上がり。このような「調理」をほぼ毎日のように繰り返す。次第に熟練度が増して、見た目にも立派な目玉焼きができるようになって来た。

何事も日々繰り返すことである。小欄も既に10年に近づこうとしているが、毎朝の文章作成は大きな力になって来た実感がある。事務的文章やコラム執筆はもちろん、論文・評論・書評などにも効果を発揮しているものと思う。文章には「正解」はない、それゆえに「他者に伝わる」ことが肝要である。日常の些細な思いを誰がどう読むかはともかく、文章にしてみることは貴重だ。となれば、短歌も日々「創る」ことが重要であろう。「忙しい」とか「できない」とは言わない、自戒を込めて日常から歌にすることが何より重要であろう。

今日生きた証(あかし)
言葉で日々を描き続ける
ホテルで出せる目玉焼きの腕となるのも、不可能ではないのだ。


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