海を見ている午後ーみやざきの穏やかの源
2019-02-12
日南海岸ロードパークその先にある馴染みのお店
宮崎の海・みやざきの人々
なかなか休日とはいえ、ゆっくりとは休めない日々が続く。滞在している両親を時には何処かまで連れていきたいと思い、広島カープや西武ライオンズがキャンプを張る日南方面へ車を走らせた。目的地もさることながら、途中の「日南海岸ロードパーク」からの眺めは壮観である。太平洋の水平線までを見渡しながら、陸地付近の「空の青海のあを」が誠に心に沁みるようである。やや曇り空であった午前中から一転して、光り輝く陽光にも恵まれ気分が開放されるドライブである。途中、夏の台風や大雨による土砂崩れの傷跡を今も工事しており、片側相互通行の箇所がいくつかある。これもまた自然と人間との付き合い方を、深く考えさせられる光景である。
日南市油津には、僕が宮崎に赴任した直後から懇意にする店主が経営する洋食店がある。以前は宮崎市内で経営していたが、今は油津港を見渡す素敵なロケーションの地に店を構える。以前から母などは「この店のハンバーグなら食べる」という主義で、様々に親しくしていただいて来た店である。この日南の地に来ると、宮崎市内よりさらに住んでいる方々の心の穏やかさが思われる。時間に追われず自然の中で、伸び伸びと呼吸するような日常がそこにある。何よりかの海を見れば、心はいつも澄んで美しく生きていられそうに思えて来る。奇しくもかの地でキャンプをする二球団が、昨季は両リーグの優勝チーム。海の神が正当な野球への取り組みを後押ししているかのように思う。
海は人間のふるさと
見つめるだけで抱きしめてくれる
道路事情などが不便であるからこその景勝を貴重なものと考えたい。
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