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先生も「やってみる」ー演劇と学校教育

2019-02-10
体験することで感覚を働かせる
子どもたちも先生も・・・同型性
自身の感覚の活性化

NPO法人Swing By主催、本大学院・学部・附属教育協働開発センター共催のワークショップ・講演が宮崎市内で開催された。午前中は県内の演劇人による「先生のためのワークショップ」、身体表現を活性化させ表現し対話する協働活動から様々な気づき・学びが生まれた。「先生」たるや、まずは自身の感覚を活性化する必要性があると常日頃から痛感していた。「自らは体感せず子どもたちには”やらせる”」というまさに「上から」なのが現場の実情としてまかり通り過ぎて来たのだと思う。「演じる」という語彙が、誤解や偏見を孕んでいることも、この国の教育に演劇が浸透しない大きな原因ではないだろうか。まずは「先生」も体験することである。

午後は東京学芸大学教職大学院の渡辺貴裕さんをお迎えして「演劇と学校教育」のフォーラム。約2時間の内容であったが、「講演」というよりワークショップを交えて参加者がまさに「体験」する形式で、方法そのものが参加者に「伝える」形式として大変有効に機能していた。従来型の学校の授業では、「理解」を十分にさせないと「表現」ができないという一方向性に偏り、群読や演劇的表現へ到達する活動の嵌め込み方が歪んだものになっていた。「理解」は「表現」しながら促進され円環的循環的に学びが進行していく。まさにそこが「主体的対話的深い学び」を生み出す要諦であろう。教育活動の報告そのものを演劇仕立てで行う実践校の紹介なども含めて、数多くの示唆に富んだ時間となった。最後の挨拶を僕が申し述べたが、「日本一の読書県・短歌県」を目指す宮崎においても、その方法としての「演劇」を積極的に活用すべきという趣旨を述べた。

「原作・脚色・主演・演出、俵万智の一人芝居ー
 それがこの歌集かと思う。」
(俵万智『サラダ記念日』あとがき より)


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