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ありがたき学生ありがたき月

2019-01-23
誕生日は満月
しかも「スーパームーン」とか
ゼミ学生の温かいこころもあって・・・

誕生日21日の夜、ひときわ満月が明るく大きく綺麗に宮崎の空に輝いた。所謂「スーパームーン」であると云う。「月が最も地球に近づき、ふだんより大きく見える現象。特に満月を指していう。」と『イミダス2018』に教わった。「地球〜月間の距離は36万Km〜40万Kmの間で変化している。」ということらしい。単純に考えれば一定の距離で相互の軌道があるようにも思うが、「月の軌道が楕円状になっているから」このような現象が起きると云う。その特別な月が、宮崎ではさらに特別に見えたような気がする。日向(ひむか)という旧国名に表れているように、真東に海岸線を据える地形にて、日はもちろん月の出を見るにも最適な土地である。この日は満月から1日が過ぎたが、やはり東の海上には美しい月が顔を覗かせたのである。

「スーパームーン」だと天体引力の関係から様々な迷信もあるが、この度は誕生日ということで好機と捉えようと思う。火曜日はゼミの時間割であったが、演習室に入るなりゼミ生たちがクラッカーを一斉に放った。その後「Happy Birthday」の大合唱、さらには寄せ書き色紙までいただき教師冥利に尽きるひと時であった。「師を慕う」ということが社会的風潮として失われつつある昨今、こうした素朴な発案があって家庭的な気分を持つゼミ運営は教育学部としてありがたきことのように思った。学生たちもいずれ教育現場に立ち、多くの子どもたちと接していく。教師は権威・権力ではなく、愛される存在となるべく子どもたちと親和的関係を結ぶべきであろう。その養成段階たる教育学部での過ごし方に、「教師冥利」に通ずる明るい道があるべきと思う。

青島の海上には明るい月光の道が
学生たちの素朴で温かいこころに感謝
明るい光が行く道を照らしている。


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