「イカメラニメヒカリウツリ」冗談ではなく健診
2018-12-28
「維持」ではなく「創る」日々の積み重ねしか道はあらず
総点検して新しい年へ向けて
一昨日の宮崎大学短歌会忘年会には、「胃カメラにメヒカリが映っては困る」と学生に冗談を言って残念ながら出席できなかった。そう、この日は1年に1回の人間ドッグの受診日であった。前日の午後9時前までに食事を終えねばならず、それ以降は水以外の飲食物は不可。早朝からクリニックのある宮崎駅付近へと車で向かった。最近の人間ドッグは実に安心できる環境で、病院然としていないのがありがたい。受付から各部署の医師や看護師の方の対応もよろしく、すべての検査項目を順調に終えることができた。中でも一番気が重いのは冗談に述べた胃内視鏡であるが、技術の発達はめざましく、細いファイバー状の管を鼻を経由して挿入できるので、ほとんど嘔吐感などもなく終えることができる。
「メヒカリ」とは、宮崎で水揚げされる深海魚系の魚で居酒屋などでの唐揚げが実に美味である。目が大きく反射光で黄緑色に光って見えるのでこの名がある。胃袋の底というのは深海のようであり検査中に医師から「十二指腸まで行きました」と告げられた時には、思わず脳裏に「メヒカリ」の顔が浮かんだ。それほどに余裕があったわけだが、それにしても「医師が何かを発見してはいないか?」という不安も同時に去来する。「昨年よりも時間が長くはないか?」などと思いつつ、食道から十二指腸まで様々な映像を撮影し管は再び鼻から引き抜かれた。総合的な検査結果は、おおよそ1時間も待てば即日に説明される。すべての項目に「異常なし」、担当した女性医師からは「立派なものです」と言われ健康への自信を深めた。それにしても自らの胃粘膜の映像を見ることも時には必要だ。まさに「其処」も「自分」なのである、食べ物はよく噛んで熱いものは冷まして粘膜に負担をかけてはなるまいと思うのである。
知らず知らずに身体にかかる負荷
支障が出る前に予防を心掛ける
何より「ストレス」を軽減することが大切なようである。
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