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牧水研究会総会ー『牧水研究第22号』発刊

2018-12-24
没後90年に牧水関連で沸いた今年
様々な行事を振り返りまた先へ向けての議論
『牧水研究』最新刊22号(鉱脈社)も刊行

年1回の「牧水研究会・総会・研究会」が宮崎市内で開催された。今年は「没後90年」ということもあり様々な行事が県内外で開催されたが、「牧水研究会」が主催したものも大変意義深かった。2月の「若者たちよ!いざ牧水を語ろう」は、宮崎県立図書館と宮崎大学附属図書館の連携協定締結プレイベントとしても、また学生たちが牧水の歌をどう読んでいるかを掘り起こす上でも大きな布石となった。5月の「国際啄木学会宮崎大会」では牧水研究会も共催となり、伊藤一彦会長と三枝昂之氏・太田登氏らによる啄木と牧水を語るには豪華な鼎談も実現した。僕自身も啄木と牧水を時代相の上で比較する研究発表を行い、これを基盤としてこの度発刊した『牧水研究』(第22号)に論考を執筆できた。啄木と牧水を語ること即ち、近代短歌を語ることと言ってもよいだろう。このような行事によって「没後90年」の牧水再評価が成されたものと、研究会の功績も大きかった。

今月になって延岡まで「没後90年」関連企画を聞きに行くと、牧水記念文学館の事務局長らが「(先生は)皆勤ですね」と声をかけてくれた。実に毎月のように今年は「牧水関連行事」に出席した。牧水のお孫さんである榎本篁子さんとも何度も懇談する機会を得て、さらに牧水が身近に思えて来た。牧水の妻・喜志子が在京時に頼りにした歌人・太田瑞穂邸があったのは、僕自身の生家(産科医院を含め)のすぐ近くである。牧水が愛した「みなかみ町」で開催された牧水顕彰全国大会の会場は、僕の母方「いとこ会」が30年近く開催されたホテル(年次によって違うホテルの折もあったが)であった。さらには、日向市と東京日暮里で開催された「短歌オペラ」において、牧水役に抜擢されたオペラ歌手・渡辺大さんは、僕が高校教員時代の教え子であったという奇縁もあった。こうして今、僕が宮崎に住んで牧水研究に関わることができるのは、たぶん生前からの深い”えにし”で結ばれているのだろう。今年はその縁を確信する1年であった。

研究会後には楽しい懇親会
さらなる牧水研究の進展を誓う
ご興味のある方、ぜひ『牧水研究』最新刊の購読と研究会への入会を!


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