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平成30年度第3回ひとり紅白歌合戦ー桑田佳祐さんAAA活動

2018-12-04
2008年第1回はライブで
今年は宮崎でライブビューイング
Act Against AIDS 啓発活動

2008年12月、偶々発売日に家で過ごすことができた僕は、午前10時の発売と同時にPC画面をクリックし幸運にも競争率の高いチケットを2枚引き当てた。長年、桑田ファンであった親友と2人でパシフィコ横浜へ行き、「ひとり紅白」の長時間ライブに酔い痴れたことを鮮明に記憶している。あれから10年、1993年12月1日「世界エイズデー」に武道館で始まった”AAA”コンサートも26年、2020年7月でこの啓発活動も終了するらしく、2008のあとは2013、そして今年開催となった「ひとり紅白」も今回で完結になると云う。2008年の興奮未だ身体内で冷めやらぬ中、今年は宮崎のセントラルシネマでライブビューイングにより、この歴史的なライブを観ることになった。桑田さんの長年のチャリティー活動は、音楽家として大変に意義深いものである。音楽の社会でのちから、その啓発性については「文学」も参考にすべきものがあるように思う。

師走になって俄然、「平成最後」という文句が巷間に踊るようになった。年賀状を準備すれば「平成」と表記できるものはこれで最後、来年の手帳には未発表の新元号を自らの手で書き込むことになる。昭和・平成、そして・・・と僕自身も3代にわたる元号を生きることになる。幼少の頃に祖母が明治生まれで、大正・昭和と生きて来たと知った時には、ある種の「歴史」を感じ取った。だが今や僕もそんな「歴史」を跨いだ生き方をしていることに聊かの驚きを覚える。さて、「ひとり紅白」の意義は、昭和・平成の大衆音楽の素晴らしさを再認識する音楽性に長けたものでもある。今回は特に「平成」の歌謡史を辿る選曲が多かった。それ即ち、自分自身の30年間の生き方を遡及する記憶の棚の整理のような感覚があった。それは大切に保存したい記憶もあれば、凍結して決して解凍したくないものもある。桑田さんの57曲という離れ業に酔い痴れつつ、何度か涙腺が緩む時があった。”YMCA”とともに「百万年の幸せ」(「ちびまる子ちゃん」エンディングテーマ」)の2曲は特に、西城さん・さくらさんの追悼の意を込めて時代の区切りを深く意識させた。

桑田佳祐の持つ社会的音楽性の深み
昭和の懐かしさが彼の音楽の中にいつも輝く
平成30年12月2日、このライブビューイングを僕はいつまでも忘れないだろう。


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