余白に響く親戚の笑顔
2018-11-26
小欄の余白2日間親戚との心温まる時間
人生は仕事それとも・・・・・
10年目を目指す小欄の積み重ねの中で、珍しく2日間の余白を設けた。いま稿者は「目指す」と書いたが、日々の歩みというのは何処へと向かっているのだろうか?時間的な意識、そして日々の経験を客観的に見つめたいという思いで、ただただ毎朝文字を小欄に刻みつけている。詩歌は余白にこそ重要な意味があるように、常套句や説明に陥らず読み手の心に響くのも表現の一つである。いま、その余白から再び文字を刻む朝が来た。実はこの連休を利用して、母方の親戚3家族が宮崎を訪れた。嘗ては母方のいとこ筋が30年間にわたり、年に1回はこうした集まりを催していた。そのメンバーの中から、母に近しいいとこ家族や僕のいとこ家族などで「みやざきの会」となった訳である。
奇しくも、ちょうど先週訪れた「みなかみ町」で開催されていた「いとこ会」、牧水を研究するようになった僕の中には、生まれる前からこの糸が繋がっていたのかという思いである。新潟や東京から来てくれた親戚の方々に会うと、誠に心温まる時間となる。人生も半ばとなって深く考えるのは、自らの存在は多くの人々の苦労や激励があってこそ成り立っているいうこと。そのありがたさを、1年に1度ぐらいは反芻する時間が必要であるように思う。母のいとこであるおばさんは、今年卒寿となるが今回の会にも元気に参加してくれた。「歩く・話す・食べる」ことを大切に生活しているらしく、その歩行力や食事の量には驚くばかりである。またおばさんの娘さんが心掛けているのは、「面倒をみない」ことだそうだ。朝食バイキングのおかずを取るのも、ワゴン車に乗り込むのも、みんな自分で行動する。親戚の様々な年代の人々と会うことは、自分の人生の来し方行く末を見つめることでもあるようだ。
この2日間がまた僕の今後に響き渡る
時折は「いま」を忘れることも必要である
温泉宿というのは、なかなかキーボードを打てる机がないという発見もあり。
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