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地震で目覚めた時

2018-11-21
緊急地震速報の記憶
「1:25」のスマホの表示を忘れない
今朝は横揺れで目覚めて・・・

先ほど4時09分に横揺れの地震で目覚めた。緊急地震速報が流れる規模ではなかったようだが、スマホで震源域をすぐに確認した。種子島の西の海上、震源の深さは120Km、地震の規模を示すマグニチュードは5.0であったようだ。それにしても地震で強制的に起こされた時の不快感というのは、特殊なものがあるように思う。通常では感じない「揺れ」に、身体が適応していないのであろう。さらには就寝中の緊急地震速報は、まさに肝を冷やす思いである。2016年の熊本地震の際は、2度目の所謂「本震」と呼ばれている時のけたたましい緊急地震速報と、宮崎県平野部でも震度4を記録した激しい揺れの記憶が今でも生々しく残っている。

附属図書館で大学図書館に関する講演が開催された。講師に熊本大学附属図書館の方をお招きし、その時に大学図書館はどう対応したか、という貴重なご経験と対策に関して情報を共有する機会であった。開架式書架から落下して散乱する書籍の写真を拝見していて、やはり僕自身の過去の記憶が呼び戻された。3.11の揺れの後、帰宅して見たマンション12階の書斎本棚の光景のフラッシュバックである。書斎の部屋の復旧には1ヶ月以上の時間を有したが、「余震」を警戒し書棚をすぐに復旧させることは避けるべき、という教訓が東北から熊本へと引き継がれていたと云うこともこの日の講演で知った。地震列島でどう生きるか?僕たち一人ひとりの課題である。

自分の家の寝床の喩えようのない安心感
心身ともに解放されたその場を襲う「揺れ」
南海トラフ南端に位置する宮崎県でも十分な意識を高めておくべきだ。


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