思い込みで固まるな
2018-09-11
自らの「信念」意地になれば大切なものを圧迫する
躍起に強引にではなく穏やかに静かに
生活の信条として「こうしなければならない」と思うことが、幾つも自分の中にある。場合によると、他者がそれに適わないと批判的な視線になり指摘してしまう。母がしばらく自宅に滞在していることで、こんな自らの愚かさが次第に分かってきた。もちろん「よかれ」と思って実行しているに他ならないが、どうもその「よかれ」によって躍起になり強引な言動を生んでしまっているのではないかと省みた。その躍起で強引な所作が、次第に肝心な点を圧迫しているのではと考えさせられた。
「よかれ」で固まれば、やがて「傲慢」に至るのは必定。「おごりたかぶって、人をあなどること。人をみくだして礼儀を欠くこと。また、そのさま。」と『日本国語大辞典第二版』の「傲慢」の項目に教わった。「われ」の「よかれ」は、あくまでその内にあり。他者は他者で各人の「よかれ」がある。結局は自分の殻、己の兜を纏った結果、人を無意識にあなどる場合もあるのが人間の弱さだろう。肝心なのは「柔軟性のある力」なのであり、無理に押した力は、自らを破壊する可能性があると悟った。
柔よく剛を制す
水のごとき柔らかさ
身体も思考も・・・・・
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