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詩歌は楽しいのです!!!

2018-08-23
教員免許更新講習
小中高の夏休みも大詰めの時期に
せめて楽しんで帰っていただきたく・・・

夏が来るたび当然かのように「教員免許更新講習」が行われるが、この制度の歴史はそう長いわけではない。僕自身などは中高免許の年限が来る前に大学教員になり講習担当者になったゆえ、受講経験がないうちに更新適用者になってしまった。こうした意味では、ちょうど同年代の教員の方々が、今年などは受講にいらしているタイミングである。いずれにしても貴重な夏休み期間に、10年に1度とはいえ職業上の基礎資格である教員免許を更新しなければならないのは、心身ともに負担感があるように思う。あくまで短絡的に放言を記すことが赦されるならば、この制度が行われるようになってから、教師の威厳が低下したような気さえする。夏休みそのものが短縮化され、水泳指導や研修が繰り返される中で現場の先生方の心の豊かさが失われてはいないだろうか。

かくいう大学教員も半期15回講義が徹底され、前期の評価を終えたと思えばこの更新講習である。ほとんど、まだ「夏休み」に入ったと僕自身は認識できていない。この2日間を終えて、ようやく夏休みか・・・小中高は夏休みが終わるのであるが・・・そして3年生の教育実習も始まる。研究者の本道であることにこの夏はまだ十分に時間をとっていられないのが現状である。されど、更新講習を2日間担当する。不満を先行させても仕方ないので、講習は存分に「楽しい」内容を意図している。この日の講習はタイトルにも「楽しい」と冠し、その名に偽りのない内容を目指した。幸い受講者からは帰りがけに「楽しかったです」というお言葉や、アンケート記述をいただいた。詩歌には「共感」と「驚愕」が伴うものがよしとされるが、その詩歌教材を扱う講習そのものが、その二面性に長けたものであるべきだと思う。

短歌を中心に谷川俊太郎さんの詩なども
詩歌は元来が「声」なのである
文字のみに偏ることなく身体でその奥行きを受け止めよう


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