ありがたきマッサージローラー
2018-08-18
自らの力でマッサージ筋トレの前後には必ず
円筒形を活かした物理
文を書くことは、書き終えた時点からが肝要。所謂「推敲」こそが「作成」よりも大切なわけで、まさに「文章を揉む」という慣用句によくイメージが表現されている。粗粗と書いた文章を客観的な眼で見直していく、ここで自分自身でその過誤や錯綜に気づき修正できる力が求められる。一般的に文章を書くと「添削」を乞うように考える向きも多いが、他者の語彙や語法で直されるのではなく、「自らの眼で直せる」ことこそ文章力であるといえる。学生のレポート等を読んでいると、「推敲」をしたかしないかは一目瞭然であり、その如何で評価は大きく左右される。物によっては、「きっと(担当者)はわからないだろう」という浅はかな思いが垣間見える。
どうやらトレーニングも、文章作成と同じことのようだ。例えば、筋トレを60分間したとすれば、その後に同じだけの時間のストレッチが必要だと云われている。なかなかそこまでは時間が取れない・取らないのが実情ではあるが、最近は自ずと身体がそれほどの時間を要求するようになってきた。何事も大きな作業を終えてからのケアこそが、肝要なのである。ストレッチとともに最近は通販で購入した「マッサージローラー」を愛用している。ゴム製の円筒形の代物であるが、表面に聊かの凹凸があり自前の回転力を活かして各部の筋肉を揉みほぐす効果がある。首筋から肩甲骨周り、腰の周辺に臀部、大腿部にハムストリングス、最後に脹脛まで全身を転がしていくこと20分ほど。使用するや否やで、かなり筋肉のほぐれ具合が左右される。ひとたび実行すると、やはりここまでやってこそ筋トレだと思えて来る。
事後のあり方に注目を!
ありし文章を、ありし身体を、揉みほぐすこと。
何事も「ありき」は誤魔化しに過ぎないとわかっているのだから。
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