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逆走台風は何が言いいたいのだろう

2018-07-31
東から西へ
さらに南下してループ式停滞
逆走台風は社会への警鐘ではないのかと・・・

宮崎と東京の往復を頻繁にする身となって、心配なのは航路の運行状況である。それでも確率的に約5年間で、欠航で次便に振り替えたのが1回、機材繰りで2時間以上の遅延が1回、羽田で事故があり滑走路閉鎖となり成田空港へ降りたのが1回ほどであろうか。特に夏から秋にかけては台風による影響を受ける場合も多いが、過去の米国でのフライト経験があるせいか、比較的寛容に対応していると、自ずと問題なく予定を遂行することができるものだ。5年で上記3回のトラブルなど、十分に織り込み済みの範囲である。だが最近は、聊か感覚を改めねばなるまいと思うことが起こり始めた。昨年も10月下旬にして2週連続の台風、これも過去5年間ではせいぜい10月上旬までという経験則からの逸脱である。(しかも2回)そしてまた今回の台風は、東京で開催される「心の花」創刊120年記念イベントを直撃すると思いきや、急に西に進路をとり台風の常識では考えられない動きをしている。北九州まで来たかと思えば、今度は南下し始めて鹿児島の南海上に停滞し犬の糞尿時のような変則的な動きを見せている。ほとんどの人々がこんな進路は、人生の記憶にないのではないか。

「想定外」という言い訳がましい逃げ口上も検証されないままに、3.11以後のこの国には自然災害が毎年のように後を断つことはない。西日本7月時期における3年連続の水害、熊本や大阪での断層型地震、茨城などでの堤防決壊など、他の地域でいつまた起こっても不思議ではない災害が続いている。被災した方々の思いはいかばかりかと思うが、これからも多くの人々が明日は我が身と考えねばなるまい。中世の無常観、平安朝の「うつろひ」を旨とする自然観を持っていたこの国の文化背景であるが、近現代の150年間の歩みがそれに強引な対処法を採ることで歪められて来てはいないだろうか。逆走台風の進路が迷走しているのは偶然ではなく、この列島の近現代の傲慢にあらためて警鐘を鳴らしてくれているようにも思う。建前と虚飾の社会構造、人に慈しみを欠く政治、未来の人材を疎かにし虚偽的な国際関係対応と喧伝する無為な投資、人事が悪辣に逆走することを、象徴的に自然のガキ大将たる台風が身をもって示しているような気もする。

近現代が作り上げた倨傲をいま
あらためて注意深く拒まなければなるまい
短歌は1300年以上の歴史の上にあると再認識してまた、この現代を言葉で暴いていくしかない。


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