高揚のおさまるのちにご用心
2018-06-26
休日なしも疲労なしと思いきや講義ののちに
されど知性ある対処法を・・・
85分講義を4コマ連続×2日間をやり遂げた翌朝、それほどの疲労も感じずに調子はよかった。夏季休暇中に実施される「教員免許更新講習」もほぼ同様の容量で、体力的にも感覚的にも手慣れたものであるという自負はある。とりわけ今回の内容は「国文学」で、しかも自らの好きな和歌・短歌を縦横無尽に教材とした内容であったゆえ、精神的な充実度が極めて高かったといえるであろう。ところがこの月曜日の午後、担当科目の「国文学講義」で『伊勢物語』の講読を終えて研究室に戻ると、言葉にならない疲労感に襲われた。『伊勢』の内容が「第六十九段・狩の使」であったこともあり、自分自身が入れ込むことも一因であったろう。まさに疲労とは、後から追いかけるようにやって来るものだと実感をした。
こういう折には、いかに回復させるか?何も意識しないよりも、対処できる知性を持ちたいと日頃から思う。まずは栄養補給として豚肉を食するのが効果的であると、この数年でわかった。馴染みの洋食屋さんで、「ポークステーキ」を惜しげもなくいただく。不思議と食べている最中から力が蘇って来る感覚があるのは、動物的な本能の覚醒かと思うこともある。その後は恒例、近所の公共温泉へ、通常の水道水では考えられない疲労回復効果がある。とりわけ源泉掛け流しの32度ほどの「ぬるま湯」に15分以上浸かっていると、疲労感は次第に飛んでいく。馴染みの方々とW杯について聞いたような放談に興ずれば、自ずから笑顔になって来るものだ。自分の身体というものは、自分で管理・制御できる範囲がある。「生活習慣病」という名称はそれを如実に物語る。「病は気から」ではなく、「病は生活から」と自身を深く洞察できる知性を持ちたい。
そして10時過ぎには就寝
成長ホルモンの一番分泌される時間帯
何事も効果的なのは「気持ち」ではなく「理性」である。
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