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喋ることから生み出す

2018-05-23
「ブレイン・ストーミング」
「脳に嵐を起こし」揺さぶって発想を吐き出す
まずは「喋る・記す」をしなければ脳は動かない

ゼミでは4年生が公立実習に入り、3年生のみとなった。この機会に3年生がこれからテーマとしたいものの掘り起こしを2週にわたって実施する。その初回は「発想マップ」を作ること。中央に中心的なテーマを記し、そこから枝葉が伸びるように関連した事項を書き連ねていく方式だ。米国発の発想法として、所謂「ブレイン・ストーミング」という。「ストーム」は「嵐」、いわば脳内に「嵐」を呼び起こすというもの。何を書いても自他ともに否定する・されることなく、5〜6分程度の時間であまり考え過ぎずにある程度仕上げるのがコツである。その後、作成した「発想マップ」をもとに他者と対話をする。そこでまた自由に質問や確認をして、新たな気づきを得る。この時点では「喋る」ことの効用を、存分に活用することになる。自分が文字で描いた「発想」を今度は、口頭で他者に伝えるのである。そのことで、脳内の嵐は境界を超えて融合をし、自らの進む道が見えて来るものである。

「考える(発想する)」=「記すこと」「喋ること」なのだと、こうした機会の学生に接していてあらためて痛感する。「(何かを)考えて」と課題を出して、「書いたり」「話したり」させなければ、「考えさせた」ことにはならない。ノートは取るにしても、90分間一方的に教師側が話し続ける講義が、いかに無益であるかがわかる。否、たとえ90分間教師が話し続けたとしても、聞く側が自然とメモして、思考に揺さぶりを掛ける話し方をすべきであろう。聞く側が「眠くなる」講義というものには、この「揺さぶり」がないのである。ゼミや講義に限らず、日常生活でも「書く」「喋る」のは大変重要と思う。この日から在京の父母が、宮崎にやって来た。日常ではスマホメールか電話での母との会話が、実際にできるようになる。あれこれと今の状況を「喋る」ことは、単なる情報の共有ではなく、今現在や今後の家族関係がどうあるかを「発想」することにもなる。母は最近覚えたスマホを使用できるようになり、文字を「書く」ことの新たなツールをも持ち得るようになった。その使用に挑戦することでより一層、脳内を自ら揺さぶって欲しいと願う。

書面に画面に「文字を書く」こと
対面に電話に「声を交わす」こと
ゼミでは、顔を突き合わせて己の考えていることを曝け出すこと。


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