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絶対的方向察知と虫への耐性

2018-05-07
いまどこにいて?どの方角が目的地か?
あらゆる場所にいてもそれが察知できる本能的感覚
そしてまた虫類への耐性のことなど

「絶対音感」という本能的能力をもっている音楽家の話はよく聞くが、「絶対方向性」をもっているというのはあまり一般的ではないかもしれない。だが僕自身がこれまでの人生で自覚しているのは、国内外を問わずどこにいても「いま此処」がわかるし、行くべき方向もまず間違わずに察知することができるのである。最近はスマホにも地図アプリがあり、自家用車にはナビが搭載されているが、その補助を得ればほとんど百人力であらゆる場所に行くことができる。ナビの方も最新式のものは、画面が上下で反転しなくなり「絶対的方向性」を持つ者の感覚が適切であったことを証明するかのような進化を遂げた。それに比べて、方向性に明らかに弱い方もいるもので、僕の母などは常に行くべき方向性の逆を志向してしまう感覚がある。「思った方向の反対に行けばいい」と冗談を言うのだが、そういうわけにもいかないようだ。

話題は翻り、虫の蠢く季節となった。子どもの頃はバッタやセミなどを取って遊んだものだが、どうも大人になると「虫」への耐性が弱るような気がすると友人と話した。僕なども都会育ちのせいか、虫類はどうも得意ではない。それでも虫の生きられる環境こそ、人間が生きる上でも適切と考えてはいるのだが、害があるなしに関わらず虫を忌避する傾向にある。瞬間冷却スプレーを常備していたり、家の周辺には殺虫剤の粉末を取り囲むように散布する。室内に設置した置き餌のような殺虫剤は一定の効果をもたらし、ほとんど素早き蠢きには出会わずに済んでいる。それでも都会では見掛けない百足などが侵入したこともあるし、また益虫と心得ていても足長蜘蛛などの存在は見た目の上で圧迫を受けざるを得ない。この時季からはヤモリなどの爬虫類も出現し、まさに共存の季節になったと言えるのであるが。

自然そのものであったと評される牧水
宮崎生活5年間で得てきたもの
様々な「感覚」の部分が合致する友人との会話が心地よい。


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