連休の記憶
2018-05-04
1年前はこうだった刻みつけたい刻むほどではない
ただ丹念に自分の調子で過ごすこと
連休の記憶がどこまで辿れるか、などと思い返してみる。1年前は、宮崎に来て5年間は、旅行など鮮烈な印象が残る行動をしていないと、なかなか鮮明に刻みつけられるものでもない。新年度が始まって約1ヶ月のこの時期、学校関係者にとっては小休止であり4月には十分にできなかったことを補い、来たるべき5月の日常に備えるといった過ごし方が多いのかもしれない。そのような日常性に満ちた過ごし方になりがちで、記憶の襞に刻まれることも少ないのではないかと思い返しつつ考えた。
いつもの公共温泉に行って、いつもの常連さんらと会話する。「連休は休みですか?」と問われると「一応休みです」などと答えることになる。「一応」は言葉の流れで出てしまう訳ではなく、本当に「一応」だと認識しているからだ。もちろん講義もなく日常の大学業務もなく暦通りに休日は与えられている。だが自分の中には「業務」以外の「研究」が常にあるものだ。落ち着いた時間に自分の思考を拡げたりすることも、こうした時間にこそできること。ことばの世界への旅によって、記憶に鮮烈に刻まれるものが生じる、などというのが究極の願望ということにもなろう。
思考の揺れを遊べるように
新たなことばに出逢う時間
さて穏やかに深呼吸でもしていこうか。
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