公共温泉施設を存分に活かそう
2018-04-27
支配人さんの元気のよい挨拶上質で安い食事も提供するレストラン
何より身体を癒す泉質と地元の人々との会話
週に3回ほどのジムでのトレーニングの合間は、身体にも休息が必要となる。特に筋トレをした翌日は、筋断裂の修復が体内で起きているゆえ、休めることこそ筋肉のためでもある。何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し、宮崎に来た頃はジムでのトレーニングに専心し過ぎて、やや過剰に痩せ過ぎたきらいがあった。休めることの重要性も、年齢とともに学んだことである。いつぞやテニスの伊達公子さんがTVで対談しているのを観た際、年齢が上がってから身体を回復させるには「9時間を2日間寝ること」だと語っていた。だがなかなか年齢が上がると「9時間は寝られない」のだと云う。まさに「寝るため(休むため)の努力」が必要になるのだと云うこと。高次元の運動選手ならずとも、この原則は当てはまるのではないかと思うのである。そこで「心身を休める努力」に最適なのが、温泉施設には完備されているというわけである。
最近はその温泉施設のレストランも利用するようになったが、地獲れの魚を素材にした日替わりメニューなどが大変上質で美味である。昨晩は「刺身とマグロの唐揚げ」という組み合わせであったが、またこの唐揚げの調理法が抜群に上等であると感じられる。(素材は鶏でもカレイでも美味しかった)それでいて価格は730円と破格の安さ、誠にありがたい限りである。そしていつもの温泉へ。その浴槽に入った瞬間、なんとも言えない幸福感に包まれる。しばらく入るとぬるま湯の源泉浴槽へ。そこには既に同時間帯で馴染みとなった方々が、いつもいらして四方山話に花が咲く。この低温の源泉に長めに浸かることで、さらに疲労が身体から抜けていく。昨年の研究学会運営で苦しかった頃などは、この温泉なくしては身が立たないほどであったと大げさではなく言い切れるほどである。まさに市民の健康と日常生活のためにも必要な施設、今後の高齢化社会も見据えて、地方ならではの政策としてぜひ活かされた施設であり続けて欲しいものである。
係員さんたちの笑顔もよろしく
帰りに季節ものの地獲れイチゴなどを購入
一般420円、まさに税金を払う意義を感じさせてくれる施設である。
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