冷静と情熱ーユーモア融和策
2018-03-29
内省的か表出的か沈思黙考か動き語りながら考えるか
冷たいけど温かいが魅力の源となるのでは
昨日、一昨日と東京から宮崎を来訪してくれた友人から、「だいぶ表現の人になった」という趣旨のことを言われた。様々な分野の人々を取材している友だちであるゆえ、その印象にはある種の信憑性があると思っている。友だちとは、約3年半ほど会う機会がなかった。ということは、この宮崎での生活が、僕を「表現の人」にしたのだと言ってよい。振り返りますれば宮崎に来る前、3.11を前後しての数年間は仕事の方向性で誠に悩み深き時期だった。そのバーのカウンターで酒をともにしても、どこか煮え切らない自分があったのかもしれない。生きる方向性は決まっていても、器のない虚しさとでも言おうか。小欄もその行き場のない気持ちの受け皿として、文章を流し込んでいたのかもしれない。
どんなタイプか?と人に問えば、「冷静で穏やか」であると言われることも多い。だがその一方で、「情熱」が溢れ出てしまうこともあると自覚している。ゆえに言動が空回りし一本気になり融通が利かなくなることもあると自分では用心しているつもりだ。最近、ある人との客観的なメール交換で、このことをさらに深く自覚した。「冷静で穏やか」であり、欲を言えば「ユーモア」もそこに加えたくなる。その「ユーモア」が、「情熱」の高まりによる固着をどこかで冷まして柔軟性を保つ融和材になる。「ユーモア」を持つためには、様々な友だちとの交流が必要になりその異分野の発想から学ぶことは多い。内省的に深く考えることも大切だ。だがしかし、それはどこかで独りよがりになることが避けられない。よって、やはり他者にどれだけ表現することで自分を客観視するしかないのではないだろうか。
ありがたき友だちの言葉
受け止めてまた節目の5年目年度末
冷静と情熱の間にユーモアを・・・短歌もまた同じ。
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