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若さとはいかに測るや

2018-01-19
年1回の人間ドッグ
身体のありのままが明らかに
若さとは気持ちだけにあらず

もう10年以上になろうか、毎年の誕生日前後に人間ドッグを受診するようにしている。単に「お祝い」というのみならず、自らが生を受けたその日に感謝して、いただいた命の現在を確かめるのである。最近は病院という風ではなく”健診センター”といった趣で、消毒液の香りも少なくホテルライクというか、温浴施設のような感じで受診できるところも多い。自ずと「病気を発見する」という負の意味合いよりも、「健康を確かめる」という前向きな気持ちが強調されるように思っている。このように言えるのも「特に異常なし」、であったからだろう。今回は特に医師の実に丁寧な説明があって、コミュニケーションを重視する者としてはありがたい限りであった。

その説明の中でまず自分でも驚いたのは、「体内年齢」の数値が「29歳」であったこと。体脂肪率や筋肉量・水分量などの組成数値の総合的な判断であると云う。そして健康長寿であるのは、肌や髪などの外見とも直結していると医師は云う。事前に親族の病歴などのアンケートに詳細に答えているので、僕自身が母方の遺伝子を引いているとも医師は見抜いており、「お母様も外見が若く見られませんか?」と言われた時には、図星であったので実に驚いた。ただ今回の受診前に不安があったのは胃内視鏡検査である。昨年の学会大会開催前後の期間において、かなり胃部に痛みを覚えることがあったからである。明らかな診断を受けるにはX線よりも内視鏡が手っ取り早いと受診に挑んだ。毎度、喉からが苦手なので鼻からファイバーが入れられる。自らも横向きに寝ながらモニターに映し出される食道や胃の様子を見ていることができる。その結果、胃の内壁も大変綺麗で、特に異常もなしと医師が話してくれて一安心。毎日の美味しい食事やお酒を、この胃袋の壁が消化してくれているのかという感慨も深くなり、今後も食道や胃袋を大切にしてあげたいという気持ちが強まる機会となった。

身体は自らの意識無意識に関わらず
「自分」を頑張って支えてくれている
夜はゼミの新年会で誕生日を祝ってもらい悦びの宵の口であった


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