fc2ブログ

苦痛から笑顔になる方法

2010-07-21
20日(火)仕事が一段落ついて、落ち着く予定の午後であった。しかし、不測の事態というのは、まさに青天の霹靂。突発的な出来事への対応を余儀なくされ、今後の見通しも立たない不透明な状況がしばらく続いた。なぜ、こんな事態が起こるのだろうと詮索しても始まらない。ただただ、起こったことを冷静に受け止めて対処するしかなかった。

 対応すべく会議や、同僚との相談が繰り返され、余裕であったはずの午後の時間は、全て闇と化した。敢えて自身の顔を鏡などで見ることはなかったが、苦痛に歪んでいたに違いないだろう。このような事態に対応する包容力も必要であるには違いないが、それゆえに、普段からの職場での精神状態が大きく影響するのも事実だ。

 夕刻までに何とか事態は収拾した。しかし、今後も予想しなかった仕事が増えたのは確かだ。まあ、考えていても仕方ない。苦痛の表情に笑顔を取り戻すには、いかにすべきかを考え始めた。

 火曜日だった。毎週の英会話教室は先週で夏休みに入った。そうだ!洋食屋さんはやっている!と思いついて、常連となった洋食屋さんのカウンターへ。毎度いらしている高齢の老人も暑い中をいらしていた。食後に英会話教室がないときに来たのは初めてだったので、迷わずビールを注文。その後はワインに。老人とともにカウンターの隅で談笑する時間が過ぎていった。

 話の中で、洋食屋の店主も不測の事態に見舞われていた。先日、バイクに乗っていると、車線変更で車と接触したという。腕に痛々しい大きな絆創膏が目に付いた。しかし、どうやら受身を上手くとって転倒したらしく、擦り傷中心の怪我で仕事には支障がないという。事故の状況を平然と悠々と語る店主に、何やら力強さをもらった気がした。

 気付くと時間は午後9時に、店のラストオーダーになっていた。滞在3時間、すっかり飲み屋気分で、ヒレカツに舌鼓を打っていた。

 家庭的な洋食屋さんで笑顔も戻ったので、帰宅しようかと思いきや、足が自然と馴染みのワインバーへ。3月もそうであったように、仕事が一区切りついた日は、この店のカウンターが恋しい。店に入ると既に、常連さんが楽しい会話に興じていた。

 店主が、その常連さんたちがしている、音楽関係の会話に、自分が参入できるよう取り計らってくれた。80年代の音楽の話や、カラオケでの話など、話題が尽きない中に自然と引き込まれていった。仕事のことなどは微塵も頭の中から消えてしまい、ワイングラス片手に、笑い渦巻く時間が過ぎていった。

 深夜の帰宅になったが、シャワー前に鏡に写し出された自身の顔は、実にいい笑顔になっていた。歪んだ表情の時の皺も消えていた。なんと素敵な夜を過ごしたんだ!それは表情が十分に物語っていた。

 こんな2軒の店に感謝を込めて。

 熱帯夜など関係なく熟睡の域に達した。

 ありがとう洋食屋さん!ありがとうワインバーさん!

 そして、笑顔の会話をくれた各店の常連さんたち!
関連記事
スポンサーサイト



tag :
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://inspire2011.blog.fc2.com/tb.php/299-9ee4c713

<< topページへこのページの先頭へ >>