酔うほどにお正月こそ楽しけれ
2018-01-02
みやざきで一番の親友たちと恒例の元日祝いは青島の地にて
酔うほどに新しき年を寿ぐとき・・・
みやざきに居住するようになって、毎年元日をともに過ごす親友ご夫妻がいる。話していて打ち解けると云うか、忌憚がないと云うか、誠に「ともだち」とはこうした間柄のことを言うのだとつくづく思う。この丸5年間のみやざき生活で随所に辛いことも耐え難きこともあったが、いつもこのご夫妻に話をすると心が解放されて元気になる。その相性にはいくつかの要素があるように思うのだが、旦那は東京出身者でみやざきを好んで移住したとうこと。また奥様はみやざき出身者であるが、東京の学校に進学し暫くは東京生活をしていたということ。常にみやざきの現在過去未来を客観的に見つめながらも、大変愛好する土地として敬意を持っているということである。そんな共通点を持ちつつ、仕事関係ではなかなか話せないことを忌憚なく話せる関係がいい。
この元日も僕自身がみやざきに来る契機となる一夜に食事をした「奇跡の店」に昼前から出向き、地獲れの海鮮を肴に新年を寿ぐ盃を酌み交わした。昨年は桑田佳祐さんの年越しライブに行っていたのでこの機会が持てずやや心残りであるほどに、この新年の酒宴が大切な位置にあると自覚できる。ほろ酔い加減よろしく暫くすると、これまた馴染みの産直市場を経営するご夫妻が来ることになった。口数の少ない旦那さんと、これ以上ないほど明るい奥様の素敵なご夫婦。話題はレコ大や紅白の「登美丘高校ダンス部」などに至り、明るい奥様は歌を歌い出し店内に響き渡る様相。最近は「集団化」した歌手ばかりが目立ち、「個人」の力量が見えないなどと語っていると、座敷のお客さんが賛同するなども。さらには二次会で名店を”はしご”して、何もかも忘れるように寿ぐ幸せな元日となった。
この日から僕自身の新たな出発も
無条件にそれを祝ってくれる気持ちがいい
みやざきの素晴らしさは人のよさなり
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