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創り出す1年を振り返りー宮崎大学短歌会納会

2017-12-27
数名のゼミ生から始発
そして力強い新入生たちが集い
全国へアピールできるようになった『宮大短歌』

宮崎大学短歌会の納めとなる歌会・忘年会を開催した。創設して約1年となる短歌会が、年末にこのような豊かな時間を共有できる仲間の集う場になっていることに驚きと深い感謝を覚える。物事を始発する際には、自転車を漕ぎ出す時のようにバランスと大きな力が必要である。短歌会も当初は大学公認申請をしようとすると、「しばらくして活動が波に乗ったら申請してください」と”名ばかりサークル”になりはしないかと学生支援課でも活動に懐疑的であったようである。それが会誌第1号を発行し、学祭でも教室を確保し学内外に存在をアピールし、県内の「心の花」の方々や全国の大学短歌会へ向けて、その会誌を配布するまでに成長した。その結果、平成30年度版『短歌年鑑』(角川)に掲載されている「全国大学短歌会地図」には、堂々とその名を連ね「地元メディアへの出演も果たし存在をアピールした。」といった寸評もいただいている。また宮崎市で開催された「平和のための短歌甲子園」で優勝(4チーム中)、日向市で開催された「マスターズ短歌甲子園」(4チーム中)で準優勝と、県内には若い短歌の力を示すことができ、大学への公認申請において文句ない実績を築いたといえよう。

こうした活況を呈したのも、従来からいる僕のゼミ生に加えて、4月から入会してきた新入生の力が合流したことが大きい。高校時代に「牧水短歌甲子園」で活躍した学生を筆頭に、教育学部以外からも複数の会員が参加するようになって、短歌に対する議論も多様となって白熱した。こうした学年を超えた力の融合があってこそ、短歌会たる自転車はバランスを保ち前に自走し始めたのである。また短歌会の特徴として、お互いが忌憚のない意見を言い合える環境となっていることも重要だ。昨今の若者はWeb上のやり取りに慣れて、SNSなどにおけるメッセージによる、ある意味で”架空な会話”を好む傾向がある。現に「リアル歌会は怖くて参加できない」と思っている者が全国的に多いと聞いている。この問題は、今後の社会構成上においても熟慮すべき問題であろう。社会に出れば自ずと「対面」で仕事をすることが未だ大半である。その「対面性」を忌避する環境に、若者たちが逃避し甘んじているとすれば、現在でも問題となっている「離職率・休職率」が、今後もさらに増加する傾向が否めないのではないか。だからこそゼミや講義や実習、そしてこうしたサークル活動を通して「対面」で腹の底から意見を言い合える「体験」を、学生時代に必ずすべきではないかと思われる。

大学短歌バトル(3月開催)「九大宮大短歌会連合」予選通過
そして地元「牧水研究会」と共催の「若者の語る牧水」企画も
新しき年に向けてこの1年を礎として、地方大学ならではの短歌会がさらに羽ばたこうとしている。

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