血の流れおり脳に手足に
2017-12-22
筋トレに身体の奥の暖かさ冷えて循環が悪い血流は思考も鈍らせる
10日ぶりのトレーニングで実感したこと
手帳の月別頁にはトレーニングをした日に「Gym」の表示をつけるようにしているが、今月は甚だ寂しい表示である。昨日の前の表示が11日に記されており、9日間も空いてしまったかとこの時季の自らを省みた。和歌文学会大会のあった10月でさえ最大7日間の「空き」であったから、今月の生活は僕にとって異例である。そのためか筋肉量が減少して、身体内の血流があまりよくないのであろう。思考がやや停滞し常に焦燥感のあるような状況が続いているように自覚していた。小欄の「トレーニング・健康」カテゴリーに幾度も記してきたことだが、身体の活性化による血流の促進いかんが、脳内活動に直結していることを実感する結果となった。
この日はジムに到着すると、すぐさま風呂とサウナに入りまずは身体を温めた。汗が出やすい状態を作りストレッチの可動域を少しでも広げる。その後、じっくり30分間のストレッチ。通常では約15分間であるが倍の時間を要して身体をほどいていく。その後、30分かけて早歩き程度の速度でトレッドミル(ランニングマシン)、次第に血流が全身によく流れ出すような感覚を覚える。さらにノーウエイトでスクワット、最低限の重量のダンベルで上半身の各所の筋肉に刺激を加えていく。すると久しぶりに身体の奥からの”あたたかさ”を覚えた。まさにこの温床のような血流が思考も含めて活性化するのである。そういえば、夏8月の「牧水研究会」で『短歌作法』の中から「歌ができない時はどうするか』といったテーマで牧水の考え方を引用し発表したが、「散歩・風呂・酒」というのが牧水なりの手段であった。いずれも「身体を奥からあたためる」手段なのである。
淀みたるもの動き出すとき
ストレッチと筋トレが脳にも血流を運ぶ
するとなぜか「気運」も自ずと開けてくるものである。
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