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研究室はいま倉庫なり

2017-10-19
和歌文学会第63回大会資料など
会員配布用の封入も完了して
デスク以外今はただ倉庫のごとし

研究室の機能とは何か?もちろん自らの研究をする書斎、研究対象の資料の保管庫、ゼミ生が研究課題を対話し思案する学びの場、広く多くの学生たちと対話する交流の場、概ねそんな風に日常から考えている。やはり論文や評論を書くには、その場でそのPCによって行いたいし、大型本資料を始め研究に必要な書籍の多くがそこにある。だがぞれは自宅の書斎とも兼ねられることであるが、代え難きものは学生との交流の場であるということだ。自らの学生時代を振り返ってもやはり恩師の研究室での交流から学ぶことが多かった。それを継承したいという意志が大きいせいか、なるべく学生たちが対話しやすい環境を創ることを日頃から心掛けている。こうした意味で中心たる長机には物品を置くこともなく、常時ゼミ生の人数ぐらいで対話活動ができる空間として活用している。

だが、この研究室を使用し始めて5年目、いまは初めて特別に物品倉庫と化している。それも今週末の学会で必要な配布資料から何から、すべてを研究室に格納しているからである。長机上には会員に配布する大切な資料を順列になったまま並べてあり、予備資料を含め他には掲示物、文房具、ファイルなどと必要な物が山積である。しかしよくこれだけ格納できたものだと、あらためて研究室の面積がそれなりにあることを実感している。まあ常時10名ぐらいで対話できる空間であるゆえ、こうした用途に使用した際に違った見方ができるのも面白い。その研究室の状態同様に、どうも大学関連のことに手が回らない状態が続いている。もちろん講義は学生たちのためにベストにこなしているが、どうも事務的な作業などが滞ってしまっている。それもこの週末まで。一生に一度の経験として、ご容赦願えればと思っている次第である。

開催まであと2日間となった
準備も大詰めを迎えている
腹を据えて多くの会員のために力を尽くすのみである。


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