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1200秒のボランティア

2010-07-11
10日(土)夕方から時間を作って、参議院選挙で支援している方の事務所へ。公示日以来、なかなか仕事の忙しさなどで顔を出すことができなかったが、いよいよこの日が選挙活動の最終日となった。行ってみると、当初聞いていた予定を変更し、流れの中で街宣を行っているという。事務所まで来る際に、小生が通過してきた池袋西口で、大々的な「最後のお願い」を他の候補者の方と共に行っているという。

 小生のイメージとしては、その「最後のお願い」が、事務所のある地元駅になるのではないかということを、関係者からも聞いていたので、ぜひその演説を聞きたいのと、同時に、最後に少しでもお手伝いができれば幸いである、という気持ちが同居していた。なので、最後は区内を街宣車で巡って、規定の午後8時を迎えるというのは、やや予想外で、少々寂しい思いがした。

 「流れで」というのは粋なものである。その「流れ」は、やはり事務所の地元である街に戻って来た。小生も事務所で待機していると、候補者御本人と運動員の方々が戻る。時間は午後7時40分。すると、やはり最後まで駅頭で演説をしようという、熱い「流れ」になった。小生も候補者の息子さんから腕章を渡され、一緒にビラ配りをお願いしますという嬉しい声。ラスト20分間という、17日間のほんのわずかな時間であるが、選挙活動のボランティアに参加することができた。

 駅頭には、電車を降りるたびに多くの乗客が降りてくる。同時に商店街でもあるので、多くの人が通り掛かる。その一人一人に丁寧に頭を下げてビラの配布を始めた。受け取ってくれる人もいれば、拒否する人もいる。むしろ避けて通っていこうとする人もいる。選挙活動の、ほんのわずかな側面を肌に感じながら、駅頭での1200秒が過ぎていった。

 縁とは奇なるもの。そのわずかな時間の中で、知り合いの女性に出会った。ビラを渡そうとすると妙な顔をしてこちらを見ている。顔を察知し、こちらから声を掛けた。5年前に仕事関係の顧客であった女性だが、この駅の近所で友人の家に行くという。彼女は、小生の活動に、「仕事を辞めたのかと思った」と言ったが、「ボランティアだよ」と答えて、候補者と知り合いである旨を述べた。結局、「明日選挙に行くでしょ」と言って、ビラを「お願いします」と渡し、友人にもその旨を伝えてくれるように頼んだ。「これで2票」?という単純なものではないかもしれないが、選挙の票もこのような人間的な繋がりの中から生じてくるものか、ということを実感した。

 1200秒は、あっという間であった。しかし、何にも代え難い充実感伴うひとときであったのは確かだ。自分の「利」など遠い彼方へ去り、ただ支援する候補者が、明日の選挙で当選して欲しいという一途な思いが、身体を動かした。規定の午後8時となった。しかし、候補者や運動員の方々は、まだまだ午前0時になるまで、駅頭で拡声器などを使わない、「お帰りなさい」という小さな声掛けを行うという。こうした草の根の活動があったのか、してよかったのか、という新たな発見も伴い、選挙活動は妥協なき闘いであるという思いを深めた。

 小生は、9時前で帰宅の途についた。途中のターミナル駅デパ地下で、閉店ギリギリで割引となっている和風弁当を購入。帰宅してビールとともに賞味した。ボランティアの後の味わいは、何とも一入であった。

 今回の選挙候補者支援は、ただ政治に対して意識を持つというのみならず、「お金」以外の具体的な行動で、示してみることであった。それも、毎日活動してきている運動員の方々に比べれば、まったく足下にも及ばない。ただTVやWebのみで間接的な情報を知り、政治に対して「文句」を並べ立てていても、自分が生きる世の中はよくならないということ。

それは、現内閣の支持率が、発足当時と「消費税」に言及されてから急速に下落したのを見れば明らかだ。どんな意味で、どのような事情で、「消費税」に言及しなければならないのか、という真意を汲むこともなく、ただただ自身の「損得勘定」的な発想で、支持率が低下してしまう世論。短絡的を通り越して、「単純」としかいいようがない国民の意識だ。

政党支持率の問題はさておき、むしろ政党というよりは、候補者ご本人のお人柄や実行力、それに不屈の前向きな姿勢。そんな点を肌で感じて支持をしようとする気持ちが大きい。これも間接的ではなく、人間的な繋がりを重視した結果なのだ。

 そして、これまで支援してきた候補者が、めでたく参議院議員になったなら、まさしく様々な問題意識を話せる身近な方が、その問題を国会の場に持って行けるのだ。小学生以来、「主権在民」という言葉を習ってきたが、今ようやくその意味を、身を以て理解する時が来るのだ。

 参議院議員選挙投票、もし今、このブログを御覧の方で、まだ投票をお済ませでないのなら、まずは投票所に足を運びましょう!
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