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詩歌は楽しい発見に満ちている

2017-08-20
教員免許更新講習
敢えて講座名に「楽しい」と冠し
羊頭狗肉にならぬように・・・

土日ながら教員免許更新講習の担当が2日間。日向市では牧水短歌甲子園の熱戦が繰り広げられているが、今年は静かに結果を知るという形になった。この日の講座は「楽しい詩歌の授業づくり実践ワークショップ」として、こうした講座名としては似つかわしくない「楽しい」を敢えて入れてみた。例年、詩歌の更新講習を設けているが、「物語」などに比べると必ずといってよいほど受講者が少ない。受講者の事前アンケートによる要望を見ても、多くの先生方が「詩歌の授業は苦手ゆえに意識を変えたい」というのが、主たる受講動機であるようだ。また、近年の小中学校では、教科書教材はすべてを授業で扱うことを必須とする傾向も強く、「詩歌」に割り当てる時間数が極端に少ないという実情も耳にすることが多い。

そんな状況の中だからこそ、この講座に大きな意義があると思っている。もとより「詩歌」は、「授業で教えるものではない」といった趣旨のことを詩人の谷川俊太郎さんはかねてから発言している。「学校の先生は詩を教えようとしている」という日本を代表する詩人からの発言は大きい。眼の前の詩が言わむとしていることは、読み手である子どもたちのそれぞれの中に発見・創造されるもので、核心的な「詩人の意図」などもとよりあるはずがない。この日の講習では、谷川さんの「ことばあそびうた」から始めて、詩の言葉に登場する「実物」を意識しながら声に変換するワーク、その後は若山牧水・俵万智など宮崎に関連する短歌を「楽しく」紹介し、「うちの子は甘えん坊でぐうたらで先生なんとかしてくださいよ」(俵万智『かぜのてのひら』より)を15分間で4人が寸劇に仕立てるワークなどを行なった。午後はグループで一つの教材で「群読」など理想形の「表現」を創作し、授業づくりの要点を併せて発表し相互批評を行なった。なかなかユニークでまさに「楽しくなった」という受講者の声も聞かれて、有意義な時間となった。

詩歌は発見である
まずは指導者が「楽しく」感じること
そして何より「表現」してみることである。

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