自らの身体に聞け!
2017-08-17
散歩・読書・入浴ヨガ・筋トレ・水泳
自らの身体との交信はあるか?
いくつかの短歌関係の予定があったことと、お盆でジムが休館であったこともあって、約1週間ぶりのトレーニング。身体の声を聞いていないとやはり、思考の方も淀んだり後退的になってしまうものである。こうした身体の”休み明け”にこそ、準備のストレッチから身体各部の状態を覗き込むように、繊細に入念に行うようにしている。ストレッチは準備に30分、筋トレ後に30分、その間に60分間の筋トレプログラム。この配分(ストレッチと筋トレや有酸素運動の関係)が対等時間であるのが理想だと、以前に東京の尊敬するトレーナーさんから聞いたことがある。それが往々にして、メインと考えられる「筋トレ」のみをしてしまいがちである。また「筋トレ」ばかりに偏るのもいけない。この日は筋トレ後に15分間の水泳、水中に浮いて一定のリズムで身体を動かしていると、不思議と思考が活性化してくる。いわば、”瞑想的水泳”ともいえようか、実に心地がよい。
先日の「牧水を語り合う会」で発表した内容と、こうした自らの身体性を比較して考えさせられることも多い。牧水の場合は”瞑想的散歩”に、万葉集長歌を中心にした”敬虔なる音読”、そして混雑していない”銭湯入浴”が、歌ができない際の打開策として挙げている3点である。これはまさしく「ヨガ・筋トレ・水泳」に通づる。自らを内観しつつ身体を動かし続けて体温を上げ自覚を高めるのがヨガ。日常生活でも部分部分は使用しているが、意識して作動させないと刺激が充満しない筋トレ。そしてコース内に他に誰もおらず、自らのペースで様々な思考をしながらの水泳。この3点が、誠に心身を活性化させるのに重要である。こうしたトレーニングの時間が、忙しさに任せて疎かにならぬよう、思いも新たに始動したのであった。そして最近は、ジムで楽しい会話をする人たちも増えてきた。地元地域の様々な職業の方々と、交流があるのも意味深いものである。牧水でいえばさながら、「散歩」や「(銭湯)入浴」で味わったようなことも、ジムは体験させてくれる。
様々な状況を乗り越えて前に進むちから
身体を活性化する動きさまざま
心身のバランスを十分に図りながら。
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