「囲碁よろしく」はまぐり碁石の里で金原亭馬治落語会

2017-07-29

日向産はまぐり碁石
名物「碁縁釜飯」
その里で金原亭馬治落語会開催

日向が碁石の産地だと、ご存知であろうか?しかも日向灘で漁れる蛤を材料に、かなり上質な碁石が古来から製造されて来たと云う。いまその伝統工芸をもとに「はまぐり碁石の里」が活気を帯びて来ている。数ヶ月前には「碁縁釜飯」を発売して、日向駅などで発売開始イベントも開催された。近くにはサーフィン世界選手権の会場にもなる名所・小倉が浜もある好立地である。その里を会場に、親友である落語家・金原亭馬治さんの落語会が開催された。ちょうど昨年11月にやはり日向市「ひむか-Biz」プレイベントで落語会を開催したが、その折に馬治さんがこの地をはまぐり碁石の産地だと知って、急遽、ネタを「笠碁」にしたご縁もあって、今回の落語会が開催される運びとなった。

会場は「寄席スタイル」にて、来場者には「碁縁釜飯」や飲物が配布され、飲食しながら落語を楽しんでいただくという形式。劇場のような場所では、昨今なかなか飲食というわけにはいかないが、江戸時代からの寄席というものは、こうして食べて呑んで落語にも酔うというのが粋なスタイルであったわけである。この日は前座に金丼亭イチローさんが「牛褒め」を、たどたどしい噺の運びながら、与太郎噺ならではの展開に「開口一番」の役割は果たし得たようである。お待ちかね真打・馬治さんはまず「お見立て」、廓噺としての花魁と地方訛りの登場人物の描写が絶妙である。こうした落語を聞くと、方言とは「キャラクター」なのだとつくづく感じられる。とりにもう一席はもちろん十八番「笠碁」、頑固な意地の張り合いをする碁の友人同士の気持ちのやりとりが絶妙である。言葉と表情と所作だけで、人間の心がこれほど表現できるのかと、あらためて学ぶことが多かった宵の口であった。

終演後ははまぐり碁石の里社長らと交流会
地元で様々な地域の活動に取り組む人々とまた「碁縁」がつながった
「囲碁(以後)よろしく」と日向の夜は更けた
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