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公平実直である人

2010-07-02
1日(木)仕事を終えて、外部組織の宴会あり。月に1・2回の連絡会を行っていたが、この日は、その前期のまとめの会。約40人が一堂に会し、中華料理を肴に酒を楽しんだ。同業であっても、職場が違えば様々な考え方があるもので、そうした点を知るには良い機会となった。

 1次会の後に、同じ職場の人々と2次会。その中で、隣になった同僚との話が印象深い。これまで、たびたび職場の中で、いつも公平実直に対応してくれた1人の男だ。職場組織の人間関係というのは、それはそれで様々な見方が為されるものであるが、その1人の男は、常に偏向することなく公平に対応してきてくれていたのだ。それを改めて感謝すると、素直に喜んでくれた。実に純粋で無垢なお人柄である。

 人間は、生きていると様々な利害関係の中に身を置くことになる。しかし、その利害を超えて、公平実直な人間関係を自然に行えるということは、貴重な精神だ。ともすると、自己の利益のために他人を排斥したり、権力に迎合しその力関係が均衡した地点に身を置いて群れ、自己のやりたい放題に振る舞う腹黒い人間たちが多い。こうした手合いの人間からすると、公平実直な人は、頼りなくも見られ、時として虐げられる。しかし、人間としての価値は、公平実直な人に勝る者はないと思う。

 人は心を繋いで、他人の立場で物事を考えられてこそ、初めて自己が大事にされるのだ。

 人間関係を食い物にする、腹黒い人間は、いつか大きなしっぺ返しを食らうはずだ。

 そんな意味で、公平実直な人の存在が、大変貴重に思えた夜であった。

 人はみな1人では、生きていけないものだから・・・
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