命あらむ限り伝え合う力

2017-06-24
「笑顔・勇気・愛情・ブレない自分、
 相手のことを思いやる『愛』」
(市川海老蔵さんの会見のことばから)

小林麻央さんの訃報に接し、心からお悔やみ申し上げるとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。34歳、病気の公表とともに自らブログに闘病の日常を綴り、多くの人々を勇気付け笑顔と思いやりと愛情の大切さを伝え続けた麻央さんであった。アナウンサーという「仕事」とは別次元で、彼女は自らの「生」そのものを家族をはじめとする周囲の人はもとより、多くの人々に向けて「ことば」にした。その「ことば」は、これからも多くの人々とともに生き続けるに違いない。あらためて「生」とは「命」とは、「ことば」にして伝え合うべきものであることを、教えてもらった。ありのままの「現在の自分」を、受け止めてくれるのが家族である。それを世では「愛」と呼ぶのであろうが、その正体は「ことば」に他ならない。「生きる」ということは、せめて「家族」の中で、隠し立てのない素顔の「ことば」を伝え合うことなのだと、麻央さんが語っているかのように、僕には感じられた。

それを体現するかのような夫・海老蔵さんの会見。この会見そのものが、この日も2公演の舞台を変わりなくこなした合間に設定されている。その海老蔵さんを支えているのは麻央さんの「ことば」たる「意志」なのであろう。「(公演を予定通り行うことが)妻が一番喜びますから」といった趣旨のことも海老蔵さんは述べたと云う。それは彼自身が麻央さんを讃えた「ブレない自分」を、自身も約束として信念として貫いたということでもあろう。「舞台」という総合的な「表現」を行う役者としてまさにプロの矜持、深い悲しみは「表現」に影響するのではと素人には思えてしまう。海老蔵さんは「役者」としての平常心と日常をそのままにこなしたが、それは単なる精神力の問題だけではないだろう。冒頭に掲げたような麻央さんの「愛」があったからこその所業ではないかと思う。そして会見で2人のお子様の様子も語られたが、幼いながらにありのままを受け止めているように感じられた。こうした家族個々の伝え合う力を、麻央さんはその中心となって支えていたのであろう。

「生きる」とは「ことば」にすること
「思いやり」とは「ことば」である
あなたは、身近に支えられる「ことば」がありますか。
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