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Web遠距離補助の孝

2017-06-11
1200Kmの距離
それでもできる補助がある
Webの有効活用が地方生活を変えている

宮崎に居住するようになってから、確実に両親との関係性は深まったように思う。東京でマンション暮らしをしていた頃は、実家までバスに乗れば15分ほどの距離であるにも関わらず、むしろ電話や会う機会も今よりは格段に少なかった。東京在住者が東京の観光名所を訪れないように、「いつでも」という状況はある意味で怠惰を助長する。携帯電話を共通な会社にして「通話料無料」にしたり、出張その他で東京に行けば必ず食事をともにする機会を持つ。その都度、駅や空港での別れ際に、お互いが「また次に会うまで頑張ろう」という表情をすることができる。誠にこの1200Kmという距離によって、親孝行する気持ちが充実したといってよい。

さらに実感するのは、PC・デジタル環境には疎い両親において、検索・調査などをWebを介して宮崎から補助できることが誠にありがたい。これまでにも航空券の予約をはじめ、名医を検索・調査して紹介するなど、遠距離からの生活支援ができて満足した事例も多い。もちろん、小欄を記すことで僕自身がどんな仕事をしており、どんな日常を過ごしているかについても、日々伝えることができている。様々な申込や価格比較などにおいても、広い情報から取捨選択して提供することができる。さながらこれが、新しい地方での暮らし方といっても過言ではないであろう。地方ならではの自然豊かな環境や食材を享受しつつ、Web環境を利用して都会との距離を縮める生活。こんな面から、東京一極集中を避けるくにづくりを正面から考えるべきではないか。地方にこそ「正常」さが生きていることを、居住者が声高に叫ぶ必要があるようにも思われる。

親孝行はどこに居ても
気持ちは距離にあらず
先進のものを有効に使って人情を厚くせり
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