身体に刻まれた特別な1日
2010-06-29
28日(月)曜日の移動が年数を語る。土曜日だったこの日付から2年が過ぎれば、月曜日として迎えることになる。土曜日は土曜日で、同じような時間・天候条件で過ぎたので、ある種の感慨を持ったが、やはり日付が同じであるというのは、身体に刻まれた特別な1日として、自然と様々なことが反芻される。朝一番で、母からのメール。最近になって携帯メールを覚えて、折々に短文のメールが届く。この日に祝意を伝えてくれたのは、このメールによる、母だけであった。
話は変わるが、夏になると身体に刻まれたものにサザンの曲がある。前の晩も、部屋に曲を流しながらメールなどしていた。すると改めて心に染み入る曲と歌詞があった。
夢追う無邪気な子供の頃に 叱られた理由が今解るの
今日まで幸せくれた パパとママに花束を
若さにまかせて家を出たとき 励ます言葉が身に沁みたよ
どんな背伸びをしても 腕の中で甘えてた
期待通りの僕じゃないけど 素晴らしい女性に出逢えた
もしも涙が溢れそうなら 御免よ何も言えなくて
笑顔の中には淋しさもある 幸せの旅を憂うばかり
愛するこの女性となら 辛いことも分け合える
期待通りの僕じゃないけど 人並みに愛を叶えた
もしも涙が溢れそうなら 時間を止めて抱き寄せて
心を込めて花束を
ベスト盤「バラッド3―the album of LOVE」に収められている、「心を込めて花束を」という曲だ。その切ない曲調とともに、何か妙に心を揺さぶるものがあった。歌詞に関して、これ以上の他言は無用である。
この日の夜は、いつも通り、1人で早めの食事を終えて、ジムでスタジオプログラム。筋肉を刺激して身体を鍛え、心を発散し、解放するしかない自分がいた。
ジムからの帰り道、湿気を十分に帯びた夜空に、立待月(17日の月)が朧気に顔をのぞかせていた。
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