「いってきます」ー「ただいま」の関係
2017-05-20
4年前の「いってきます」
「ただいま」「おかえり」のやりとり
変化は如何にこの関係
ちょうど4年前に東京から旅立ち、宮崎の地に赴任した。あっという間に時は巡り、既に5年目が始まっている。振り返りますれば、あの頃、多くの友人たちが宮崎への赴任に際して宴を開いて応援してくれた。声を合わせて「いってらっしゃい」と言ってくれていた。あらためてその厚情を思い出しては、噛みしめることもある。それと同時に、いつまでも「おかえり」と言い続けて迎えてくれる友人たちには、誠にありがたい思いでいっぱいになる。己がどのように変化しようとも、いつまでも「いってきます」ー「ただいま」の位置にあり続けることが、実は信頼関係であり友情として大切なのではないかと思うのである。
となると、「何処にいるか」よりも、人と「どのような信頼関係を結ぶか」が、こうした挨拶の方向性を左右しているようにも思う。居住感覚として、現在はやはり宮崎を「いってきます」であり、航空機からあの海岸線を見るや「ただいま」と毎回こころの中で叫ぶ自分がいる。自宅周辺店舗の、様々な友人たちも「おかえり」と迎えてくれる。そのことばだけで、帰るところがあるという安心感がもてるものだ。人生を「旅」に喩えるならば、「場所」の移動は必然である。それだけに、「如何なる関係を其処にいる人々と結べるか」が、「生きる」ことそのものということになるだろう。
5年の歳月が考えさせること
変わらぬ人々の笑顔
「いってきます」ー「ただいま」大切なことば。
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