サラダ記念日30年ーそして宮崎へ

2017-05-10
地元紙・宮崎日日新聞主催トークイベント
俵万智さんトークイベント
あれから30年、そして今宮崎にいること・・・

標題のようなトークイベントが6月25日(日)に開催されると、宮崎日日新聞1面に告知された。先着順ということなので、早速メールで宮崎大学短歌会の人数分を申し込んだ。30年という月日が経った現在でも、その歌を読むと新鮮な味わいを感じることができる。また中学校教科書などの教材としても定着した感があって、ある意味で昭和平成文学史に大きな足跡ある作品として評価すべき時期が来たのかもしれない。教材論などというと野暮なので、今の若い世代・中高大学生がこの歌集を読んだとき、等身大の心に響く平明で日常的な表現と同時に、恋の気分に憧れるやや背伸びした現代相聞歌として位置付けることができよう。そして何より、この記念すべき30年目に、俵万智さんが宮崎にいらっしゃること、同じ街に住んでいる身近な存在であることに、学生ともども僕たちは感謝しなければなるまい。

個人的な『サラダ記念日』への思い入れは、正直なところ筆舌に尽くし難い。俵万智さんが、大学学部同専攻の先輩であったこと、また、卒業後は高校教員になったこと等々。ちょうど歌集の売れ行きが高まった頃、僕自身も高校教員の新米として教壇に立っていた。担当する古典の授業で、和歌と関連させながら『サラダ記念日』の歌を生徒たちとともに読んだことがある。和歌研究者のある大学の先輩は常々大きな声で「私が日本で最初に(『サラダ記念日』を)教材化した。」とよく豪語しているが、たぶん「最初に」という意味では、僕も負けていないと思っている。その先後関係はともかく、高校生が読んで他のどの「国語教材」よりも心に響く作品であるのは確かであろう。ちょうど先日、卒論題目を相談したゼミ生は、この『サラダ記念日』の歌を中心にして「短歌をよむ」ことや、その「対話性」を考えたいと言っていたところである。

今この年に宮崎にいるということ
あらためて自分自身の30年間を振り返る機会でもある
今からトークショーが待ちきれない思いである。

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