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視野を広げるためにも

2017-03-18
年1回の眼科検診
特に異常もないがドライアイ
視野視界の大切さを思う

「当然」のように眼の前の光景がある。だがそれは自分の眼が、正常に機能しているからの「当然」である。昨今は精密な医療器具もあり、様々な兆候が判明すると医師は告げた。そんな意味では聊かの不安も覚えたが、検査結果は特に異常なし。ドライアイ気味な症状に対して、いつものように点眼薬のみを処方してもらった。それにしても自らの眼というのは、常に「今」も眼前の光景を映し出し続けてくれている。この文章の一文字一文字を打ち込むこともまた、点眼薬を差すことを励行することによって維持されているわけである。それをあまり意識することなく、我々は日々、その視野視界を保全していることになる。

「視野」という語彙には実際に眼で捉える像ではない意味もある。『日本国語大辞典第二版』にも「(比喩的に用いて)思慮、観察、知識などの及ぶ範囲。」と第三項目に記されている。眼で捉える実像としての「視野」が保全されていることは医療的に確認できたが、果たしてこの第三項目としての意味における「視野」は保全するなり、広がりを持ち続けているのだろかと不安になることがある。短歌一つを創るにも、こうした意味での「視野」が広いか否かが重要であろう。「先生」と呼ばれる輩においては、往々にして「視野狭窄」に陥りがちだ。それゆえに、多様な分野の方々と語り合い刺激を受け続け、「第三の視野」の定期検診も必要となるのである。

過去の「視野」を更新せねばならない時も
穏やかに自分を見つめるための語り合いのとき
「常に視野を広げよう」中学校の恩師の口癖でもあった。
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