青島の鰻で力を
2017-03-13
意外と知られていないが宮崎は鰻の名産地でもある
青島の名店で力をつける
訪れている親友には午前中、真東が太平洋に面した日の出の見える温泉を堪能してもらった。その後、青島神社や亜熱帯植物園を散策して地元の自然を満喫してもらっていた。昼食からまた合流し、青島の鰻の名店へと足を運んだ。ここ3年ほど毎年元日には、寿ぐ酒を十分に味わった後、この店で地元の親友とともに鰻を食べていた。ところが今年に限っては東京で新年を迎えたので、それも叶っておらず、まだ鰻に辿り着く機会がないまま三月になっていた。そこですかさず、今回の機会に鰻をということになった。松井秀喜さんをはじめ、有名人も宮崎に来ると必ず来店するこの店。都会の鰻店にも負けない味わいが楽しめるという意味では、青島の名所といってもよいだろう。
店のメニューに添えられた解説表には、鰻の栄養素による効用が説かれている。青島の海の景色は人の心を存分に癒してくれるが、同時にこうした食の楽しみが身体にも活力を与えてくれる。昨今は、稚魚不足など鰻を仕入れる環境が困難であるらしく、店内には「値上げ」を了承いただく貼り紙も。それにしてもやはり、この店の鰻は美味である。そしてまたこの鰻を食べると、何かが起動し始める。「元日」の感覚が、数年で身体に刻みつけられているのであろう。「衣食住」とはよく言ったもので、そのうち「食」と「住」環境というのは、誠に重要であるとつくづく思う。東京から来た親友と話していると、いつの間にか宮崎に暮らしている自身が相対化されてくる不思議な感覚になった。
その後、空港まで見送り
2日間を十分に楽しんで親友は帰途についた
双方の今後に、この鰻はどんな力を与えてくれるのであろうか。
- 関連記事
-
- 椎葉村が語りかけるものーその1 (2017/05/13)
- 手作り「へべす餃子」美味! (2017/05/12)
- 商いのこころを忘れずに (2017/05/01)
- 私のもとへ帰る「ありがとう」〜宮崎に「ある」ことの喜び (2017/04/18)
- 濡れて行こうというわけもなく (2017/04/11)
- 急な夏日に春はいづこへ (2017/04/10)
- 桜はまだかいな (2017/04/03)
- 青島の鰻で力を (2017/03/13)
- 馬が合う友あり遠方より来たる (2017/03/12)
- 蜂の羽音に水仙芽吹く (2017/03/05)
- 「ひむか-Biz」祝開所ー日本のひなた宮崎を元気に (2017/01/26)
- 好調な流れののちのあたたかさ (2017/01/17)
- ブーゲンビリアの苞葉を (2017/01/10)
- 正月らしさもたまにゃいいじゃないのさ (2017/01/04)
- 仕事・掃除・ジム納め (2016/12/29)
スポンサーサイト
tag :