馬が合う友あり遠方より来たる
2017-03-12
「馬とその乗り手の呼吸がぴったり合うの意からの語か」(『日本国語大辞典第二版』(親見出し)「馬」より)
宮崎に来てくれる友人に感謝
東日本大震災から6年が経過した。都内に在住していた僕であったが、身を寄せ合って助け合える友だちの大切さを様々な面で感じた出来事でもあった。そしてひとえに「友だち」と言っても、様々な関係性があるものだという認識をあらたにした。実利的な関係性もあれば、利害を超えて結びつきを感じる関係性もある。中でも趣味を同じくする音楽仲間は貴重で、ライブによって個々の能力を活かしながら一つの音楽を表現する関係性は、言葉にならない深いつながりがあるものだとつくづく思う。「表現の擦り合わせ」は、深く人と人とを結びつける力がある。
音楽仲間が、東京から宮崎に遊びに訪れた。昨年の今頃もまた、別の仲間がご家族で宮崎に来てくれた。特にしめしを合わせた訳ではないが、毎年のように親友が来訪してくれるのは実に嬉しいことだ。以前にも同じようなことを記したことがあるが、東京在住からこうして地方赴任が決まると、多くの「友人」たちが「必ず行くから」といった趣旨の餞の言葉を贈ってくれた。あれから4年、「必ず」を叶えてくれた「友だち」は何人になるだろうか。こうして訪れた「友だち」がまた、宮崎の「友だち」と語り合う至福の時間。共通な話題も多く「馬が合う」友だち同士は、「馬が合う」ものである。
綾町の高さ142mの大吊橋で山を見て
道の駅フェニックスでは大海原の水平線を
地の魚に舌鼓を打ちながら語り合う我が良き友よ
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