COC+配信授業創ります

2017-03-04
「短歌県みやざき」ことばの力講座
若山牧水と「みやざき百人一首」を読む
「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」として

文部科学省が、平成27年度から実施する、大学が地方公共団体や企業等と協働して、学生にとって魅力ある就職先の創出をするとともに、その地域が求める人材を養成するために必要な教育カリキュラムの改革を断行する大学の取組を支援することで、地方創生の中心となる「ひと」の地方への集積を目的として「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」(以上、文科省HPの説明文言を参考とした)の一講座を担当することになった。改組で新設された地域資源創成学部における産業や起業に関する講座が多い中で、「公務員・教員ユニット」の講座として教育学部からは数講座目となる。宮崎に学びこの「地」の良さを実感し、その「知」をもって地域の教育界に定着し貢献する人材を育成する大学カリキュラムの一環ということになろうか。この事業にはもちろん本学以外の大学も参加しており、いずれは宮崎県の多くの大学が参加する構想であると云う。地方紙面を見れば、宮崎県は高校生の県内での就職率が日本一”低い”ことが問題視されており、この状況をいかに改善するかが県全体の課題でもある。

さて、宮崎の魅力を十分に実感するには如何なる内容とするか?もちろん、ここのところ様々な場で標榜している「短歌県」への取り組みを、より多くの大学生に知ってもらうことである。若山牧水の短歌に詠まれた宮崎の自然、それが人のこころと如何に響き合うのか。『短歌往来3月号』(ながらみ書房)の評論にも書いたが、牧水の歌を声に出して響かせることと、地元宮崎の自然が対話的関係を結ぶことで、その味わいは何倍にも深くなると考えている。現にオープンキャンパスなどの対外行事で牧水歌を朗読すると、聴衆における浸透度の高さが窺える。牧水歌に詠まれた宮崎の海山に日の照る光景は、いまを生きる我々県民でも「いつか見たことのある光景」なのである。全県的にこのような自然が豊富に存在し温暖で食料自給率の高い県は、全国的にも魅力的であろう。その様々な名所名物を百人の現代歌人が一首ずつ歌にしたのが、『みやざき百人一首』である。講座ではその歌についても考えながら、宮崎の魅力をことばの力で再発見する内容を展開したいと構想している。授業はWeb配信形式で作製し、3コマ程度の対面授業を設定する。次年度後期科目として、秋から配信が開始される予定である。

「短歌」が「社会」にできること
地方であるからこそ豊かな自然とことばの力を実感できる
牧水の故郷・日向市とのイベント連携なども視野に入れながら。
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