「ルーティン」と「身体の声」
2017-03-02
定めたノルマ維持したいと頑張り過ぎて
その日の己の「身体の声」を聴くこと
小欄からしてそうなのであるが、生活上の「ルーティン」が次第に多くなっている。朝起きてから家を出るまでにも、細かいことを入れればかなりの「意味」を持たせている行為がある。それはさながらビデオ動画を再生するように、規則正しく流れている筈である。「ルーティン」とは『現代用語の基礎知識2016』に拠れば、「きまった業務や手順などを意味する。」とされ、ラグビーの五郎丸選手が「キックに至るまでの動きを6分割して、集中力を高めることで周囲の雑音を遮断。」するような例を挙げて紹介している。特に「最後に指を4本立てるポーズ」は、巷間で大きな話題となった。もちろん野球のイチロー選手が打席に入るまで、守備位置に着くまでの動作がいつも同じであることや、その延長で球場入り以後や、それ以前の昼食まで毎日同じにしているというのは有名な話である。
ただ特に「生活」の場合は、ある程度の融通がきかないとならないと思うときもある。身体トレーニングなどは習慣化に支えられて継続するものであるが、その日の己の「身体の声」をしっかりと聴いて実施する必要があるように思う。「心」ばかりが先行すると、「身体」がいつしか悲鳴をあげているという場合も少なくない。今年になってトレーニングに水泳を導入して、以前より調子が良いことを実感していたゆえに、ここのところ泳ぐ時間・距離を伸ばし始めたところであった。また「水泳」の場合は、終了するとそのまま風呂に向かい後は帰るのみとなる。運動後のストレッチを施すことはない。「身体がほぐれる」と感じていても繰り返して距離が過剰になれば、筋肉の張りを誘発しかねない。ランニングなどもそうであるが、「思い込み」で「身体に良い」として過剰な運動になるのは危険である、という警告もいつぞやのWeb記事で読んだことがある。
何事もその時の「状況」を察知して
物事の「意味」は、日々において変化するものである
「心」が過剰に作用しないように、何事にも肝心な戒めである。
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