健康と向こう三軒両隣
2017-02-03
人間ドッグ結果通知そして住居街区の班会議
生きるということ いま生きているということ
約2週間前、誕生月に受診した人間ドッグの結果通知があった。日頃から健康に心掛けているので心配は無用とは思いながら、心掛けているからこそなどと杞憂な思いが心の中で頭を擡げる2週間でもあった。昨年に様々と忙殺されたことから受けたストレスで、何か変化はないだろうか。何となく右脇腹が張るのは何だろうか?誠に自分の身体というのは、自分ではわからないものである。結果、特に大きな異常もなく健康体であるという通知であった。むしろ成人病を恐れるあまり節制した食事によって低めに出た数値もあり、良質な蛋白質を摂取するためにも「普通」の食事を心掛けた方がよいというアドバイスをいただいた。右脇腹の張りは、身体の柔軟性を高めようとするあまり、ストレッチや腹筋運動による張りであると確信できた。毎回思うのだが人間ドッグとは、「悪いところを見つけに行く」のではなく、「良好な状態を確信に行く」ものだと思う。
そういえば学生たちの講義最終回に書いてもらったコメントに、「講義で活動・発表をしていると先生は良いところを必ず褒めてくれる」というものが複数あった。どうも「学校」という装置で「教師」は「悪いところの指摘」にばかり終始しがちになる。これはまた、社会における人間関係でも同じ。家族でも恋人同士でも、「良いところを評価する」ことから笑顔が保たれるのであろう。この夜、住居街区の町内会の班で、会合が持たれた。こうした会合に参加するのは初めてであったが、向こう三軒両隣、どんな方々がどんな思いで暮らしているかを知ることは、改めて重要であると実感した。全国いづこの居住地もそうであるが、住人の平均年齢は確実に高齢化してきている。現在町内会の役員をやっている方々も10年後・20年後は、と不安を口にされた。また「今ここで大地震がきたらどうしますか?」という質問をされたご婦人もいらして、「南海トラフ」などに見舞われた時、この町ではどのような避難や対応をするかが話し合われた。大学方面が更なる高台だから安全と思いがちだが、高圧線が転倒する恐れがあるので危険であるという情報も初めて意識した。こうして「不安」に対して知らないふりをするのではなく。語り合うことでお互いの生活や良いところを発見することができる。次期はお隣さんが班長を担当されることになった。今後も、何らかの協力をしていかねばなるまい。
自らの健康と生活
不安は恐れずに見つめ、良いところを確かめよう
人はみな独りでは、生きてゆけないものだから・・・
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