無心の境地になること
2017-01-31
休日明けにペースを掴むにはあれこれと予想外のことも
誰しも迷いや悩みはあるのだろうが・・・
何事も焦らず落ち着いて考えたら、必ず明るい光が見えてくるものだ。過去の経験からして、車の運転などは何よりも焦りが禁物。後続車などに気を遣うよりも、自らが動揺せずに的確に運転することが第一であろう。人は朝起きてから夜寝るまで、様々な情報に接せざるを得ない。Web・TVをはじめとしたメディア、そして職場に行きメールによる多数の情報や人に会って語り合うことなど、情報化社会の渦は幅広く大きい。だがしかし、それらの情報に追われて振り回されてはいけないと、常々自らを戒める。自らがまずは地に足をつけて、自分のペースで運転せずして着実な前進はないように思う。
そうは言っても、様々な局面に応じて迷い悩むことから人は逃れられない。思い違いをしていたことや、予想外の事態に接すれば尚更である。そうした心の中の「引っかかり」が、やるべき事の進行を鈍らせたり億劫な方向に導いたりもする。小学校時代に剣道を2年間ほど嗜んだのだが、その時に最初に教わった日本でも指折りの「師範」の先生は、子どもながら僕らに次のような趣旨の事を戒めたと記憶する。「余計なこと(邪念)を考えずに、無心であれ、そうすれば相手の動きが見えてきて、自然に身体が反応して防御も攻撃も可能だ」と。そうまさに「無心の境地」になることが剣道の極意である。などと考えて、1日に接した情報を洗い流すが如く、道場ならぬプールで1000m30分泳ぎ続けた。あがってシャワーを浴びるとやはり自然体に至っていた。
1日をどう過ごすか?
それを重ねて2017年も1ヶ月
無心の境地で構えられる心身でありたい。
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