獅子舞で開運を願う2017始動
2017-01-02
元旦の食事に開運バイキングへ
獅子舞の参入に歓喜
3年ぶりに在京で新年を迎えた。例年は宮崎の親友御夫妻と昼から寿ぎの盃を交わし合っていたが、「年越しライブ」の当選ということもあって故郷での正月となった。やや車の交通量の少ない東京都内の光景に聊かの懐かしさを覚えながら、一大行事の疲れを癒すためにゆっくりとした元日を過ごす。2日からはむしろ在京の両親が暖かい宮崎へとやって来る予定ゆえ、正月の準備もそこそこに、この日は両親ともども東京湾の夜景を見渡せるホテルで「開運バイキング」なる正月企画に出向いた。
様々な料理に舌鼓を打ちながら談笑していると、江戸囃子の音が聞こえてきた。祭りなどで聞くこのリズムにはどうしても魂が覚醒させられる。幼少の頃からの下町育ちゆえの、性癖とも習性ともつかぬ感覚である。すると会場へ獅子の乱舞が入ってきて、食事をしている各テーブルを廻り始めた。それを見た両親はすかさず「御祝儀」を机上のナフキンに包み用意を整えた。「開運」のためのチップならぬ習慣こそが、江戸の粋である。しばらくすると獅子が我らがテーブルにやって来て両親の頭部に噛みついた。獅子舞に噛まれると開運となる、まさにおめでたい元日となった。獅子舞一行の掛け声による三本締めの声高々に、僕の2017年が始動した。
江戸の粋な心意気
新年を寿ぐこころ
開運の2017年、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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