穏やかな日曜日の午後
2010-06-07
6日(日)前日のイベントの帰りに、電車内で同乗していた有田芳生さんから、「休日は何をしているんですか?」と問われた。とっさに、「溜まっていることを片付けたりしています」と答えてしまった。後になって、もっと気の利いたというか、話題が展開する内容を
答えるべきだと悔やんだ。
というより、日曜日自体をあまりリラックスして過ごしていないのではないか、という思いが脳裏に残ったのだ。掃除・洗濯に場合によっては、やり残した原稿書きなどなど。平日の付けを補うような過ごし方が常になっているのではないだろうか。
理想とする日曜日というのもおかしいが、朝からMLB中継を見て、気の利いたカフェでランチをして新聞と好きな本を熟読し、午後には買物したり映画を見たり、たまには料理でもして、夜は大河ドラマを見て、鋭気を養ったら、好きなWebでも見て翌週への気持ちを高める、なんていうのが存分に日曜日を活用したことになるのだろう。
前日のお酒のせいもあって、この日もゆっくり寝てしまった。しかし、それはそれで日曜日の特権。開き直って穏やかな陽射しの中、昼から新聞と本を片手に、先日見つけた新しいカフェに出掛けた。そこへ行くまでの道は、人通りも少ない裏路地であり、穏やかな陽射しに風が心地よかった。
先日、たまたま入ってランチをしたが、なかなか落ち着ける環境の店だ。営利主義なら表通りの目立つところに店を構えてもいいはずだが、裏通りに面した佇まいは、何とも人目に付かず落ち着いている。しかもソファや椅子やカウンターなど、好きな場所がいくつかの内から選択でき、目的に合わせた使い方ができる。
この日は、ソファが空いていたので、ゆったりと腰掛け、BLTサンドにアイスカフェラテを堪能した。同時に朝刊を殆ど読み尽くし、有田さんの本を読み進めた。こんな何気ない昼下がりは、何ともリラックスするものである。ついでに「本日のケーキ」のボードにあった「バナナパウンドケーキ」まで賞味。ゆったりと長居してしまった。
帰りがけに、「ゆっくりさせてもらいました」というと、店主が「どうぞお好きなように使ってください」という返事。このような穏やかなカフェが近くに発見できたのは、嬉しいことだ。
日曜日は、「穏やかなカフェで読書をします」などと言うのが、何とも知的でセンスある答え方と言うことか。
趣味に興じ、精神が休まりつつセンスある日曜日を過ごしたい
そんな余裕が人生に厚みを加えてくはずである
夜は「龍馬伝」で、またまた人の生き様・考え方を知る
そんな日曜日
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