ただ「今」を前へと歩む

2016-10-11
「続けよう」ではなく「今日を」
「今」を積み重ねなければ明日はなし
焦らず臆せずただ「今を精一杯」あるのみ

連休ということもあって、研究学会後の1日はまず両親と穏やかな時間を持った。上野公園内の東博に行き仏像を観賞すると、自らの心をその像に映し出すかのような時が流れた。その後はとんかつの名店で昼食をとり、更にカフェで様々な話に及んだ。長年、自分たちの城たる会社経営に勤しみ、それを力として僕ら兄妹を育ててきてくれたことが、その話の中から克明に感じられた。会社もその時流に合わせて常に新しい発想を取り入れ、それぞれの時代において発展的に進んできた経営姿勢には、あらためて息子として敬意を表したい思いでいっぱいになった。私立中高から私立大学に進学させてもらい、僕自身の志を叶えさせてくれたのは、まさしくこうした両親の1日1日の積み重ねの結晶に他ならない。そしていま、こうした過去を丁寧に振り返ることができる幸せを感じる時間となった。

夕刻からは懇意にする方々とともに、やはり「今」を積み重ねてきた方へ敬意を表する時間となった。どのような分野でも自営業というのは、常に「明日なき闘い」なのである。親友の経営者の方の話では、「続けよう」ではなく「今日をどうするかが積み重なって10年となった」といった趣旨のことを話された。「今を精一杯生きる」とは誰しもが分かっているようであるが、なかなかそれを実行するのは難しい気もする。当てのない「明日」に惑わされて、「今」の活力を失ってはいないか?そういえば、70年代の青春ドラマの傑作「俺たちの旅」の主人公は、「今日1日を精一杯やってこそ、生きているということだ」といった台詞を繰り返していた。果たして今の自分は、「今日1日」をどれほど「精一杯」行動しているであろうか?計画や構想を抱くことも大切である。だがしかし、その不定な未来ばかりを見ていると、いつしか無意識な怠惰に陥ってしまう可能性もある。小欄でも表現を変えて何度も語ってきた趣旨であるが、「今」を大切にできなくて「明日」はないのである。

両親と心を開いて話す時間
爽やかな仲間たちとの時間
僕自身を一番穏やかにしてくれる声たちを励みに、また「今」を歩むのである。
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