前に歩けば道が拓ける
2016-09-24
躊躇より前進考えるより行動
人生は前を向いて歩いていたい
雨のそぼ降るお彼岸に、先祖の墓参へ。自分がいまここに存在することの根本を見つめ直す。生きる「今」をどのように前進するか、先祖の霊を慰めるというのは、実は「生きている」僕ら自身のためなのだと感じることも多い。住み慣れた街、其処に生まれ長年育った実家の風景。時代とともにそれもまた、新しい波が押し寄せる。だが「生きている」以上、人は変わり続ける。細胞が日々新陳代謝を起こしているように、毎日新しい朝を迎える。不変であると思えばそれは停滞であり、踏ん張れば踏ん張るほど時流の波の抵抗は大きい。むしろ波に乗って軽やかに前進すれば、また新しい風景が見えてくるものだ。
「前進」するにあたり、何よりも肝要だと感じるのはやはり、人との出逢いと縁と付き合い方である。独りよがりな考え方に凝り固まって幻想を抱きながら前に進めば、どこかでつまづいてしまう。不思議と困った時には「運気」をもたらしてくれる方と、再会したり出逢い直したりするものだ。そこに共通の趣味があったり、同質の感性があったりすることで、縁のある人というのは、何らかの「糸」で繋がり続けているものだ。こちらが求めるような会話の次元を自然に叶えてくれる人というのは、次なる「前進」を必ずや支えてくれる。人付き合いへの感性もまた重要。相手の話をしっかりと最後まで聞き、その上でそこにある「意図」を適切に読み取る。ある意味で文学の「解釈」に通ずる姿勢によって、独りで思い込んでいた胸のつかえが、解放されることも多い。
会話の微妙な機微を拾うこと
相手の話すことを尊重すること
あくまで「基本姿勢」を大切にしながら「前進」をしたいものである。
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